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九州アジアプロ野球がホーム開幕カードを発表。新規参入のホリエモン球団は「3・19」に初陣

田尻耕太郎スポーツライター
北九州球団の監督就任会見にて。リモート出演した堀江氏。左から2人目が西岡監督

 プロ野球独立リーグの「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」は25日、設立2年目の2022年シーズンにおける各球団のホーム開幕カードを発表した。

新球団の北九州。西岡スキッパーの手腕は

 実業家の堀江貴文氏が創立して注目を集め、今季から新規参入する福岡北九州フェニックスは3月19日(土)から北九州市民球場に、昨季王者の火の国サラマンダーズを迎えて21日(月・祝)まで3連戦を行う。いずれも13時試合開始。

 初代監督に就任した西岡剛監督もとい西岡剛スキッパー(本人の要望による呼称)がどのような采配を振るうのか。さらに選手兼任となっており、かつてロッテ時代に首位打者や盗塁王に輝いたプレーをどう発揮するのかも見どころとなる。

 また、2011年DeNAドラフト1位で、BCリーグ・栃木時代に最速161キロをマークした北方悠城も選手兼任コーチで入団。NPB経験者では、いずれも昨季は琉球ブルーオーシャンズに在籍していた松本直晃投手(元西武)、松尾大河(元DeNA)も球団トライアウト合格者に名を連ねている。

昨季王者火の国、巻き返しを図る大分

火の国サラマンダーズの馬原孝浩新監督
火の国サラマンダーズの馬原孝浩新監督

 昨シーズンの同リーグ公式戦を23勝9敗と圧倒した火の国サラマンダーズは3月25日(金)から27日(日)まで熊本市のリブワーク藤崎台球場に大分B-リングスを迎えて3連戦を行う。同カード初戦は18時で、2戦目以降は13時開始。

 巻き返しを図る大分B-リングスは4月2日(土)、中津市のダイハツ九州スタジアムに福岡北九州フェニックスを迎える。13時開始。3日(日)も同球場で13時開始。4日(月)は舞台を臼杵市民球場に移して18時開始のナイターを行う。(了)

火の国と大分が春季キャンプ日程を発表

 火の国サラマンダーズと大分B-リングスの両球団はそれぞれ、2月に行う春季キャンプの日程を発表している。

 火の国は2月1日から山鹿市民球場でキャンプを張る。現在は一般公開を行う予定。一部日程ではグッズ販売、ファンクラブ入会受付も行われる。同月下旬にはオープン戦も予定されており、26日は対戦相手未定、28日は宮崎県の高鍋で社会人・エイジェックと対戦することが発表されている。なお、練習休日は4日、8日、12日、16日、20日、24日となっている。

 大分は2月1日に臼杵市民球場でキャンプインし、28日まで行われる予定となっている(練習休日は未定)。一般公開も行われる予定だ。オープン戦は20日にREXパワーズ戦、27日に苅田ビクトリーズ戦がいずれも臼杵市民球場で組まれている。

 北九州は現時点でキャンプ情報は公開されていない。(了)

北九州、175R作詞作曲の球団公式ソングが完成

 北九州は、球団公式テーマソング『Fly High ~北九州フェニックスのテーマ~』が完成した。北九州出身の人気ロックバンドグループ「175R」が作詞作曲を手掛けている。

 楽曲は球団公式YouTubeチャンネルで公開されている。(了)

※写真はいずれも筆者撮影

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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