慶大からプロ入り同期4人でオンライン同窓会。ソフトバンク柳町「楽天に行った津留崎が」

慶応大からソフトバンク入りした柳町(球団提供)

 福岡ソフトバンクホークスの柳町達外野手が3日、HAWKSベースボールパーク筑後での自主練習後に球団設定のオンライン取材に応じた。

 慶応大学からドラフト5位で入団した左打者。東京六大学野球リーグでは1年春から4年秋まで全試合(102試合)に出場し、歴代12位の通算113安打を記録した実績を引っ提げてプロ入りした。指名順位は高くなかったが、春季キャンプからオープン戦をA組で完走しており、即戦力として期待されている。

 この日の練習内容については「雨だったので、室内がメインでした。充実して(練習を)出来たと思います。メニューはウエイト、キャッチボール、軽いノックとバッティングでした」と語り、なかでも課題については「一軍での対応力やコンタクト。まずは打撃を見直している」と語った。特に「速い球への対応」がカギだという。

1歳下の右腕から「プロの洗礼」

 まだ短いプロ生活だが、衝撃を受けたのが3月21日の練習試合で対戦した千葉ロッテマリーンズの種市篤暉投手のストレートだった。この日「2番ライト」でスタメン出場した柳町は2打席対戦をしたが、150キロで空振り三振、147キロで見逃し三振と完敗を喫していた。

 年齢では柳町の方が1つ上になるが、プロで4年目で昨季8勝のキャリアを積んだ右腕のストレートに、アマとプロの違いを痛感させられた。

「プロのボールは思っていたより速く感じて、打ち損じたり、差し込まれたりする」

 今時ではアマチュア球界でも150キロ投手は珍しくなくなったとはいえ、やはりプロの投手は球質そのものが違うようだ。「今はマシンで、近めに立って打つなどの練習をしています」と対策を練っているところだ。また、同じ左打者でチームの先輩の中村晃のタイミングや間の取り方などを参考にしているとも明かした。

不安を抱くも「一日を無駄にせず」

 限られた時間と場所の中で練習を行い、それ以外の時間のほとんどは球団寮の自室で過ごす。時間を持て余していることもあり、1週間ほど前には慶応大学から今季プロ野球に進んだ同期4人で“オンライン同窓会”を行ったそうだ。メンバーは柳町のほか、東北楽天ゴールデンイーグルスの津留崎大成(ドラフト3位)、中日ドラゴンズの郡司裕也(ドラフト4位)、ロッテの植田将太(育成2位)だ。

「最初は津留崎が動いてくれて、みんなのグループLINEで電話をしました。ずっと会っていなかったので、お互いの近況だったりを1時間半くらい話しました」

 先が見えない、プロ野球界でいえばいつ開幕するか分からない中、「この後どうなるかな」とみんなが不安を口にした。

「一日一日無駄にせずにやっていくこと大切にしています」

 この時間が無駄ではなかったことをシーズンが始まった時には必ず証明してみせる。その覚悟を滲ませた。