フレッシュMVP男が連敗地獄止めた!ホークス曽根、初本塁打がサヨナラの一発

記念のボール?「いや、たまたまそこにあったヤツです」。なんでやねん!笑

連敗8で止めた。攝津4失点も10K力投

8月30日、ソフトバンクはウエスタン・リーグでオリックスと対戦した。

【8月30日 ウエスタン・リーグ タマスタ筑後 1,857人】

オリックス  010030000  4

ソフトバンク 000120101× 5

<バッテリー>

【BS】神戸、八木、高木、鈴木優、●榊原(2勝1敗2セーブ)――飯田、伏見

【H】攝津、○加治屋(2勝2敗14セーブ)――斐紹

<本塁打>

【BS】園部6号 【H】塚田7号、曽根1号

先発した攝津
先発した攝津

<戦評>

ソフトバンクが9回、曽根のサヨナラ本塁打で連敗を8で止めた。打線が粘り強い攻撃で追いつき、最後は追い越した。1対4で迎えた5回、1番・塚田の2試合ぶり本塁打となる2ランで1点差。7回は相手失策で同点としていた。

先発の攝津は7回4失点ながら10奪三振の力投。直球で押す力強さが見られ、球速以上にオリックス打線を手こずらせた。勝ち投手はリリーフで2回無失点の加治屋で2勝目を挙げた。(了)

高校通算1発の曽根「高1の練習試合以来のホームランでした」

「外野の頭は越えると思った、びっくりでした」
「外野の頭は越えると思った、びっくりでした」

打った本人も驚くサヨナラ本塁打だった。

4年目内野手の曽根海成。劇的一発はプロ入団後初めての本塁打だった。

「高校通算だって1本だけ。1年生の練習試合で打ったっきりです」

試合後はチームメイトらから途切れることない祝福の嵐。誇らしげな表情を浮かべつつ、少し恥ずかしそうな笑顔で何度もハイタッチを繰り返した。

「若手で一番」だった昨年をさらに上回る成長曲線

まさか、とは言わせない。やはり今年の曽根は“持っている”。

2月のキャンプの頃はまだ育成選手だった。しかし、背番号3桁ながらA組でキャンプを送り、オープン戦にも出場。そして開幕前に支配下登録を勝ち取った。

7月はフレッシュオールスターで2本の二塁打を放ちMVPを獲得。賞金100万円を手にした。そして後半戦すぐの7月27日に初めて一軍登録され、同日に代走でデビュー。29日にはスタメンに抜擢もされた。

目標は「今宮さんを抜くこと」

昨年も水上善雄2軍監督に「この一年で最も成長した選手」と評されたが、今年はそれをさらに上回る勢いだ。もともと定評のある守備も安定感が出てきた。やはり今年1月に、今宮健太に弟子入りして自主トレを行ったのが大きい。

「昨年のシーズン中に、今宮(健太)さんに電話をして、1月の自主トレに連れて行ってくださいとお願いしました。教わりたかったのはやっぱり守備のこと。12球団ナンバーワンですから。プレーや練習を見るのもそうだし、どんなことを意識しているのか聞いてみたかった。学んだことは数えきれないくらい。守備のすべてを教えてもらいました」

以前、今後への目標を訊ねた時、力強くこう答えた。

「自分の目標は今宮さんを抜くこと。負けないくらいの守備でアピールしたい。肩とスローイングの精度で特に勝負したいです」

今宮さんのように……と言わない気概がじつに頼もしい。

打撃力向上をアピールしていけば、再び一軍のグラウンドに立つ日もそう遠くないはずだ。(了)

タマスタ筑後、2軍戦だけで来場10万人突破

2軍戦でこの動員力は驚異的
2軍戦でこの動員力は驚異的

ファーム本拠地球場のタマホームスタジアム筑後での、ウエスタン・リーグ公式戦の入場者数が昨年に引き続きシーズン10万人を突破した。

この日のバファローズ戦は1,857人が来場。今季ここまで49試合(※雁の巣球場、熊本県営八代運動公園野球場、小郡市野球場での主催開催分は含まず)で計100,248人となった。

ヒーローになった曽根は「本当にいつもたくさんのファンの方が来てくださってありがたいです。モチベーションが上がるし、テンションも上がる。もちろん緊張感の中で野球をやれますし、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と感謝の思いを口にした。