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「神スイング」超えならず、涙…。ホークス戦始球式のタレント上杉あずさが再挑戦誓う

田尻耕太郎スポーツライター
リベンジでの「打倒・神スイング」を誓った

「100キロプロジェクト」も・・・届かず

全力で右腕を振ったが、思いは実らなかった。

「100キロプロジェクト」と称して特訓を積んでいた、福岡を中心に活動するワタナベエンターテイメント所属タレントの上杉あずさが19日のタマスタ筑後で行われたソフトバンク二軍戦で始球式に臨んだ。

前日練習も快調で、周囲からは「100キロ超えるぞ」と声も上がったが、本番では緊張したのか目標に届かない93キロに終わってしまい球場の裏通路では悔し涙にくれた。

まだ特訓は続けます

練習では快調そうだったが・・・
練習では快調そうだったが・・・

「緊張したとは思っていないけど、正直何も覚えてないんです。下半身強化とか怪我をしない(数週間前に足首を捻挫)とか課題はあるけど、一番はメンタルなんだと気づかされました」

女性タレントの始球式といえば、「神スイング」で話題の人気グラビアタレントの稲村亜美。「稲村亜美さんは最速103キロ(国内・海外で105キロをマーク)。やるからには一番になりたい」と打倒神スイングを目指している気持ちは変わらない。

ソフトバンクの球団関係者は再チャレンジの機会を検討しており、「まだ特訓は続けます。加速しますよ」と涙が乾いた瞳に再び闘志を宿らせて語った。

100キロ未達成の罰ゲームとして、7回裏攻撃前にグラウンドでダンスを踊った
100キロ未達成の罰ゲームとして、7回裏攻撃前にグラウンドでダンスを踊った
スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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