あの二塁交錯から3か月・・・ホークス川島慶三が実戦復帰!

鷹2軍は7連勝! 山田がまた好投

7月5日、ホークス2軍はタマスタ筑後でバファローズと対戦して快勝。6月21日から続く連勝を7に伸ばした。

【7月5日 ウエスタン・リーグ タマスタ筑後 990人】

オリックス  000000000 0

ソフトバンク 10000403× 8

<バッテリー>

【BS】●青山(1勝5敗)、大山、高木、森本――伊藤、赤松

【H】○山田(6勝0敗)、笠原、加治屋、伊藤祐――斐紹

<本塁打>

なし

好投で6勝目の山田
好投で6勝目の山田

<戦評>

ホークスは初回に猪本のタイムリーで先制。その後投手戦も、中盤以降は打線が活発化した。6回は釜元の右前適時打、河野の押し出し四球、福田の2点タイムリーで一気に突き放し、8回には猪本の2点中前打と釜元のタイムリーでダメ押しした。猪本は5打数5安打3打点の活躍だった。

先発の山田は5回無失点で6勝目を挙げた。防御率1.50でリーグ1位をキープ。また、この日もフォアボールはなく、60回5与四球の制球力は1軍再昇格への好材料となる。

バファローズは1番ボクセビック、3番中島宏之、4番モレル、5番ブランコ、6番伊藤光と1軍クラスの打者が並ぶラインナップだったが、つながりを欠いて零封負け。 (了)

川島、まだ限定出場も「思いっきり」

川島、2番二塁でスタメン出場
川島、2番二塁でスタメン出場

 ひときわ大きな歓声が飛んだ。

 2番、セカンドベースマン、川島慶三。

 球場で名前がコールされるのはおよそ3か月ぶりだ。4月3日のファイターズ戦(東京ドーム)、二塁での接触プレーで重傷を負うアクシデントに見舞われた。走者だった田中賢介の併殺崩しのスライディングと、捕球後の次のプレーに備えようとする川島が激しく衝突したのだ。「右下腿(かたい)打撲、前距腓靱帯(じんたい)および踵腓靭帯損傷」で患部を3週間も固定する大怪我だった。その後、松葉づえ姿でヤフオクドームに現れた川島は「1日でも早くプレーすることで賢介さんも救われると思います。やられたのは悔しいけど、お互いに一生懸命したプレーだったので」と話していた。

幾度の怪我も乗り越えてきたプロ人生

 筑後のファーム施設でのリハビリ生活。しかし、「野球をやりたいという気持ちを持ちながら、やるべきことをやっていたからアッという間に過ぎました」と語る。

それに――「もっと大きな怪我も経験していますから」。ファイターズ時代のプロ2年目には右肩故障。スワローズに移籍した最初の年も右手親指付け根の靭帯を損傷した。その後‘09年には118試合、12本塁打と活躍しレギュラーの座をつかみかけるも、‘10年は右ひじ手術で1シーズンを棒に振っている。

怪我と戦って、そのたびに打ち勝ってきた野球人生だ。

 実戦復帰したこの日は試運転ということもあり、1回表の守備と1回裏の1打席のみの出場。守備機会はなく、無死一塁で立った打席では初球を「思いっきり振った」が、ぼてぼてのピッチャーゴロ。「久しぶりの打席だから球を見て行こうと思ったんですけどね。バットのど先でした(笑)」。

「明日も出る」

「思いっきり振った」が、結果は投ゴロ
「思いっきり振った」が、結果は投ゴロ

 明日6日以降についても「監督次第ですが」と前置きしたうえで出場を明言。「体の状態はすべてクリアしたから試合に出ている。これからは自分の成績を上げることに必死にならないと」と意欲に燃えていた。

 昨年、ホークスに移籍後最多となる77試合に出場し打率.274、2本塁打をマークするなど、2年連続日本一の貢献者になった。折り返しを過ぎた今シーズンだが、これからが勝負どき。川島のチカラが必要な時は必ず来るはずだ。