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【紅白戦・結果】ホークス、今年のCS調整は福岡で!

田尻耕太郎スポーツライター

紅白戦4試合でCSに向かう

ホークスはレギュラーシーズン最終戦翌日から2日間を休養期間に充て、8日からCSファイナルへ向けた全体練習を再開した。ここ数年は宮崎で行われているフェニックスリーグで実戦調整するのがお決まりのパターンだったが、工藤ホークスは地元福岡で紅白戦を行いながら14日の“開幕”に向けて準備をすることにした。

8日、ヤフオクドームではさっそく紅白戦が行われた。

紅 000011 2

白 002022 6(※特別ルール)

<バッテリー>

【紅】東浜、嘉弥真、加治屋――高谷、栗原

【白】千賀、坂田、加治屋――細川、鶴岡

<本塁打>

なし

<両軍スタメン>

【紅】3明石 4本多 9長谷川 7内川 D李大浩 5松田 8福田 6高田 2高谷 2栗原

【白】8上林 4川島 3吉村 7中村晃 9江川 6今宮 5金子圭 2細川 2鶴岡

この日のスコアボード
この日のスコアボード

CSに向けた調整は、地元ヤフオクドームでの紅白戦。現在の予定では8日から4試合を行うことになっている。

初戦。白組で最初にマウンドに立ったのはシーズン終盤に先発で好投を見せた千賀滉大。3回を投げて5三振を奪いアピールした。直球は140キロ台後半が主体(最速は150キロをマーク)。1与四球を悔しがっていたが、全体的にはバランスのいい投球フォームで投げ、状態の良さをうかがわせた。

打撃陣では上林誠知が2安打1四球で全打席出塁。工藤公康監督は「状態の上がっている選手でないとCS(のメンバー)には入れない」と明言(9月29日、試合後)している。逆にいえば短期決戦は好調な選手には大いにチャンスがあるということ。物怖じしない20歳の若鷹の注目度は高まるばかりだ。

その他、主力級では内川聖一、李大浩、今宮健太にも安打が飛び出し、川島慶三は2安打をマークした。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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