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鷹の守護神サファテが29イニング連続奪三振の日本記録!

田尻耕太郎スポーツライター
(写真:アフロ)

5月8日から連続奪三振を続ける

鷹の守護神が日本記録を打ち立てた。デニス・サファテ投手が8月2日の西武戦(西武プリンスドーム)、4対3とリードした9回に登板。1アウトからは秋山翔吾と脇谷亮太を連続三振に仕留めてきっちり3者凡退で試合を締めくくった。サファテは5月8日の楽天戦から29イニング連続奪三振をマーク。2002年に張誌家(当時西武)が作った28回連続を上回る日本新記録を達成した。

後半戦9勝1敗のチームで7Sの活躍

サファテは今季27セーブ目。球宴明け後半戦の10戦中7試合に登板してすべてセーブを挙げている。また、今季5失点しているが、セーブシチュエーションでは1つの失点も許しておらず、まさしく「守護神」と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。

サファテの登板数増はホークスの白星の数に比例する。後半戦は9勝1敗と怒とうの白星ラッシュ。貯金は遂に『30』の大台に。そして、2日はデーゲームで2位の日本ハムが敗れており、ゲーム差は「8.5」とまた開いた。

週明け5日にもマジック点灯か

ソフトバンクは週明け火曜日の4日からヤフオクドームで日本ハムと3連戦。2勝もしくは1勝1分した時点でホークスの優勝へのマジック(2勝で「38」、1勝1分で「39」)が点灯する。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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