弁護士。早稲田大学法学部卒、ロンドン大学クィーン・メアリー校修士課程修了。陸上自衛隊三等陸佐(予備自衛官)。日本安全保障戦略研究所研究員。防衛法学会、戦略法研究会所属。TOKYO MX「モーニングCROSS」、JFN 「Day by Day」などメディア出演多数。近著に『国民を守れない日本の法律』(扶桑社新書)。
記事一覧
- れいわ山本代表が主張する「旧敵国条項があるから反撃能力を持つことはできない」は本当か
旧敵国条項があるから反撃能力を持てないというする理屈に反論してみました。
- ウクライナ侵攻で問われる国際法の価値とは
ウクライナの戦争と法による国際秩序について
- 義勇兵として戦争に参加した場合、敵を攻撃することは合法なのか
義勇兵に参加して敵を攻撃することが認められるか書きました。
- ウクライナ義勇軍に参加した場合、私戦予備・陰謀罪となるのか
ウクライナ義勇軍に参加した場合罪に問われるか、まとめてみました。
- 総選挙の結果から考える日本の安全保障
総選挙の結果が出ましたが、改めて安全保障の各党公約を振り返りここからの国民はどういった判断を下したのかみてみます。
- 中露合同艦隊初の津軽海峡通過。なぜ国際法上認められるのか。
中露合同艦隊が津軽海峡を通過しましたが、なぜ日本の海峡を通過できるのか、法制度について解説しました。
- 『鬼滅の刃』の煉獄さんや炭治郎は逮捕されるの? 廃刀令後に日本刀を持ち歩くとどうなるのか
放送が開始された『鬼滅の刃』で主人公らは刀を持ち歩いていますが、これは廃刀令に違反していないのでしょうか。
- なぜ空港外の人たちを退避させられないのか アフガニスタンへの自衛隊派遣について
アフガニスタン自衛隊派遣についての法的課題について
- 中国海警法は国際法秩序への挑戦である
2月1日から施行される中国海警法の問題点についてまとめています。
- 緊急事態を統合した法整備が必要である
第3波が猛威を振るう新型コロナウイルスを前に、日本の緊急事態法制の問題を論じています。
- イギリス最高裁が下す世紀の判断 - 憲法秩序における政治と司法の緊張関係 -
イギリス最高裁が来週、ジョンソン首相の議会閉会に対して判断を下します。日本においてもこの政治と司法の緊張関係をどう考えるかについてまとめてみました。
- 元号をめぐる法制度について
新元号「令和」が幕開けとなりました。元号はどのように法律で定められているのか解説します。
- 定年引き上げは自衛官不足の打開策となるのか
自衛官の定年引き上げが検討されています。長らく人手不足に苦しんでいる自衛隊ですが、これをもって解決策となるのでしょうか。
- 日米安保を維持しつつ集団的自衛権を否定することは非現実的である
立憲民主党の議員が個別的自衛権の行使のみに限定する改憲案を提案するとのことですが、果たしてそれは妥当な議論なのか。論じました。
- 徴兵制は人権思想・民主主義が生み出した
フランスで徴兵制が復活するとの報道がありましたが、そもそも徴兵制とはどういう成り立ちなのか、各国の徴兵に関する法制度はどうなっているか、論じました。
- 【富岡八幡宮殺傷事件】日本刀は誰でも所持することができるのか
富岡八幡宮殺傷事件では日本刀が凶器に用いられました。現代の日本では誰もが日本刀を持つことができるのでしょうか。所持するために許認可はいらないのでしょうか。
- 日本における武器の輸出・国際共同開発について ー武器輸出三原則と防衛装備移転三原則ー
日英共同で空対空ミサイルを共同開発することが発表されましたが、これまではこうした取組みは認められませんでした。なぜこのようなことができるようになったか、必要なのか、論じてみたいと思います。
- 「武装難民」に対してどのように対応することができるのか 〜国際人道法の視点から〜
麻生副総理の発言が波紋を呼んでいますが、果たして「武装難民」に対して国際人道法はどのように定めているのでしょうか。
- 【YouTuberヒカルVALU騒動】 今後のサービス発展に必要な規制とは
人気YouTuberのヒカル氏らがVALUで行った行為が議論を呼んでいます。果たしてどのような点に問題があったのか、そして今後のサービス運営にあたり、どういったルールが必要なのでしょうか。
- 安倍一強を支えるメカニズム ーなぜ強い内閣は生まれたのかー
「安倍一強」を生み出したメカニズムは、一連の政治改革の結果です。政治制度、とりわけ総理の権限がどう強化されてきたのかまとめました。
- 【蓮舫議員二重国籍疑惑】本当の問題はどこにあるのか
先日戸籍を公開し、二重国籍疑惑について説明した蓮舫議員についてまとめてみました。
- 最高裁が「忘れられる権利」を認めなかったことは妥当である
過去の犯罪歴について検索結果に表示されることが人権侵害として削除を争った事案で、2月1日、最高裁は削除を認めない決定をしました。「忘れられる権利」には言及がありませんでしたがこれは妥当なのでしょうか。
- 朝起きてだるかったら有給を取ってよい
マイナビウーマンに掲載された有給に関する記事が話題となりました。法制度としての有給休暇について解説します。
- 残業時間に上限をー労働時間と賃金は切り離すべきー
残業時間規制が検討されていますが、そもそもどうして長時間労働になってしまうのか。労働時間規制とは何なのか。
- 共謀罪は危険なのか 共謀罪でテロは防げるのか
共謀罪が国会に提出されますがこれを巡って様々な議論がなされています。一体、共謀罪は危険なのか、それともテロ対策には絶対に必要なのか。考えてみました。