
記事一覧
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- 高齢者に偏見をもつと早死にする?
- 高齢者のなかでも年をとることを否定的に感じているひとは健康に悪い習慣があり、心筋梗塞などの心疾患を起こしやすいことがわかっています。だとしたら、このステレオタイプはどのようにつくられたのでしょうか。
- 4/16(月) 17:00
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- 日本の大学やメディアが隠す「不都合な事実」
- 日本の官民合わせた研究開発投資の総額は米国と中国に次ぐ世界3位なのに、一定額あたりの論文数は主要9カ国で最低水準で、1本の論文を書くのに、日本の研究者はカナダや英国の5倍以上の研究費を使っています。
- 4/9(月) 17:00
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- お役人は「規則」ではなく「前例」を守る
- 規則はどんなことがあっても守らなければなりませんが、前例は守っても守らなくても構いません。平時には両者のちがいはほとんど見わけがつきませんが、異常なことが起きるとはっきりわかります。
- 4/2(月) 17:00
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- シリア内戦―過去の失敗に学ぶと子どもたちが死んでいく
- シリアの内戦でEUがなんの行動も起こそうとしないのは、シリア国内でどれだけ死傷者が出ようとも、アサド政権が権力を維持したほうが難民の発生を抑えられると考えているからでしょう。
- 3/26(月) 17:00
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- 「善意」のひとたちによって10万個の子宮が失われていく
- 煽情的な報道の結果、日本での子宮頸がんワクチン接種率は約7割から1%以下になってしまいました。「誤報」を指摘された新聞社・テレビ局は、「10万個の子宮」を守るための行動が求められています。
- 3/19(月) 17:00
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- 「働き方国会」が紛糾する”恥ずかしい”理由
- 日本社会の問題は、会社にも官庁にもまともな専門家がおらず、「仕事は苦役」と考える素人が適当なつじつま合わせをやっていること。「高度プロフェッショナル」のための法律などつくれるはずはありません。
- 3/12(月) 17:00
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- ネットを徘徊する「正義依存症」のひとたち
- 脳科学の実験では、裏切り者や嘘つきへの処罰が脳の快楽中枢を刺激し、ドーパミンなどの神経伝達物質が放出されることがわかっています。アルコールやギャンブルと同じく、炎上は「正義依存症」という病理です。
- 3/5(月) 17:00
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- 「働き方改革」の第二章は「解雇自由化」
- ほとんど理解されていないようですが、「働き方改革」で審議されている同一労働同一賃金と高度プロフェッショナル制度が厳密に適用されると「日本的雇用」は根底から覆ります。
- 2/26(月) 17:00
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- 保守思想家はなぜ「溺死」しなければならなかったのか?
- オランダの数学教師は華やかなパーティで人生を終え、日本の高名な思想家はなぜ誰にも看取られず「溺死」しなければならないのか。私たちはそろそろ、この問題についてちゃんと議論すべきではないでしょうか。
- 2/19(月) 17:00
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- 軽減税率は「弱者のため」じゃない
- 日本では食品などへの軽減税率が強引に導入されようとしています。先行して実施したヨーロッパ諸国では、軽減税率の対象をめぐって大混乱した結果、「やらなければよかった」という話になっているというのに。
- 2/12(月) 17:00
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- 自衛隊にはなぜ軍法会議がないの?
- 日本の自衛隊についてずっと不思議だったのは、なぜ軍法会議がないのかということです。さらに不思議なのは、憲法9条改正の議論のなかで、保守派もリベラルもこのことを問題にするひとがほとんどいないことです。
- 2/5(月) 17:00
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- 母子家庭を生活保護から切り離しては?
- 生活保護費のうち、食費などの生活費をまかなう「生活扶助費」が今年から大幅に引き下げられることになりました。この決定についてはさまざまな議論があるでしょうが、いちど整理してみましょう。
- 1/29(月) 17:00
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- 安倍政権はますます「リベラル化」していく
- 「女性が活躍する社会」を掲げる安倍政権は「リベラル」だとこれまで何度か指摘しましたが、いまや首相自らが「私がやっていることは、かなりリベラルなんだよ。国際標準でいえば」と周囲に解説しているそうです。
- 1/22(月) 17:00
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- いつ「それ」がやってくるのかを私たちは知ることができない
- 過去の経済予測を調べると、もっともよく当たるのは「去年と同じ」です。しかし、ここにはちょっとした問題があります。ほぼすべての専門家が、リーマンショックのような超弩級の出来事の予測に失敗しているのです。
- 1/9(火) 17:00
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- 「女性が活躍する社会」をつくるミラクルな方法
- 男性と女性のあいだの格差を測るジェンダーギャップ指数で、日本は世界111位から114位へと最低を更新しました。先進国ではダントツ最下位でインドや中国よりも下というのはいくらなんでも異常です。
- 2017/12/25(月) 17:00
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- ゴマはすればするほど得をする
- アメリカの研究者が調べたところ、どれほど見え透いたお世辞であっても、ゴマすりが逆効果になる限界点はありませんでした。ゴマはすればするほど得になるのです。
- 2017/12/18(月) 17:00
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- 「とりあえず謝っとけ」文化がクレーマーを生む?
- アメリカでは謝罪が裁判で不利な証拠として扱われるので、どんなに非があってもぜったいに謝りません。それに対して日本では、「謝罪はタダ」でとにかく頭を下げますが、それ以上なにもしようとはしません。
- 2017/12/11(月) 17:00
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- 人生をリセットするボタンがあれば…
- 現代の進化論によれば、ヒトの脳にプレインストールされているOS(基本プログラム)は旧石器時代とほとんど変わりません。私たちが求める幸福や愛情は、原始人と同じなのです。
- 2017/12/4(月) 17:00
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- 専業主婦は2億円損をする
- 超高齢社会では、子どもが生まれても妻が仕事を続け、夫婦ともに定年後も収入を得る「生涯共働き」の家庭と、年金に頼って老後破産の恐怖に脅える高齢者世帯のあいだに、とてつもない「経済格差」が生じます。
- 2017/11/27(月) 17:50
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- デモクラシーはポピュリズムの暴発を防ぐためのコスト?
- 独立への期待が高まるなか、「そんなことできるわけない」といっていてはたちまち権力の座を追われてしまいます。彼らはポピュリズムを煽ったかもしれませんが、ポピュリズムに抗することもできなかったのです。
- 2017/11/20(月) 17:00
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- 不倫疑惑の議員の当選を認めないひとと、選挙結果を認めないひと
- 与党圧勝という有権者の判断を当然と思うなら、不倫疑惑の女性議員を当選させた有権者の良識を認めなければなりません。当選で一定の責任を果たしたと思うなら、選挙結果も有権者の判断として尊重すべきでしょう。
- 2017/11/13(月) 17:00
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- 日本は世界でもっとも格差の小さな社会?
- 「格差」をめぐる議論が日本でもうひとつ盛り上がらないのは、世界的にみても日本が格差の小さな社会だからかもしれません。
- 2017/11/6(月) 17:00
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- アメリカへの憧れが消えて「すごいぞニッポン!」が増えた?
- 安倍首相が総選挙に踏み切り、民進党が希望の党に吸収されて日本じゅうが大騒ぎしている頃、たまたま海外にいましたが、アメリカのニュース番組はプエルトリコを襲ったハリケーン「マリア」の話題ばかりでした。
- 2017/10/30(月) 17:00
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- 左右の”コピー戦略”で自民党は消滅する?
- 分裂効果で民進党時代を上回る支持を獲得した立憲民主党はどのようなポジションをとるべきか。ひとつの道は共産党と共闘する「左派ポピュリズム」路線ですが、「平和憲法護持」では政権交代など夢のまた夢です。
- 2017/10/16(月) 17:00
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- 教育無償化の”不都合な真実”
- ノーベル経済学賞を受賞したヘックマンは「認知的スキルは11歳ごろまでに基盤が固まる」といいます。高等教育に税を投入することは、投資に対してプラスのリターンが見込めず政策としては正当化できないのです。
- 2017/10/16(月) 17:00