ゴールデンウイークが断捨離に最適な理由と『実家の断捨離』のすすめ

言ってしまいがちなNGワード

 4月28日(土)からゴールデンウイーク。この期間は断捨離に適していると言われますがそれはなぜでしょう。

1.気候がちょうど良い

 まず気温。4月半ばごろまでは肌寒い日も多く、縦に長い日本列島は窓を開け放つにはまだ寒い地域もあります。ゴールデンウイークに入る頃やっと「活動に適した」という気温になります。

 そして湿度。この時期の晴れた日は爽やかなカラッとする日が続き、タンスや押し入れの衣類の整理にも最適です。

2.スギ花粉がおさまる頃

 春は花粉症に悩まされる人が多いです。非日常の作業である断捨離を実行するには不向きな状態です。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、あるいはアレルギーの薬で頭がボーっとする……これらの症状から徐々に解放されるのが4月半ばを過ぎる頃。花粉症に悩まされる人にとって「心も体もすっきりの季節」の到来です。

3.新生活に必要なものが明確になる頃

 新年度となり、春から生活パターンが大きく変わった人はそろそろ新しい生活になれる頃。新生活で必要な物が明確になり、自分の周りに新しい物が自然に入ってきます。この時期に『不必要な物』を見極めて、新しい物と入れかえることを意識すれば、すっきりした状態を維持できます。

 断捨離は代謝「入れかえ」を大切にします。

 この時期の断捨離は、新しいエネルギーをスムーズに迎え入れ、新生活に弾みをつけることができるのです。

4.どこに出かけるにも混雑が予想される

 ゴールデンウイークはどこに行っても大混雑……。であれば『自宅で断捨離を』という提案です。

 9日間のうちの数日を自宅で。交通費も宿泊費もかからず渋滞知らず。「みんなで断捨離!」ともりあがれば有意義な家族のレジャーの一つにもなります。

 以上の様な点から、ゴールデンウイークは断捨離に適した時期といえるのです。

 本来断捨離は自分のモノを通して心に向き合うとても個人的なもの。自分が今だと思う時が自分にとっての最適な断捨離の時期です。

 それでも、ゴールデンウイークはいざ断捨離に取り組んだ時にはかどりやすい条件がそろっているという事も知っておいて損はないと思います。

◆『実家の断捨離』のすすめ

 この数か月の取材を通してわかったことですが、実家の断捨離はなかなかはじめるきっかけがつかめず、やらなければならない状況に迫られて初めて取り組むという人が多いです。そして実際そうなった時『仕事をまとめて休めない』『時間が取れない』となってしまい「前もってもっと実家に通っておけばよかった」との感想が多く聞かれます。

 断捨離に適しているゴールデンウイーク、『実家の断捨離をいつかやらねば』と思っている人は、この時期に第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。

 といっても、いきなり実家におしかけて親のモノを「要らないんじゃない?」「捨てようよ」とはじめてはケンカにならないとも限りません。場合によっては実家に出入り禁止となってしまうこともあります。

 物を捨てることばかりが断捨離ではありませんし、他人のモノを処分するのは断捨離では厳禁です。『実家の断捨離』というと『親のモノを処分する(させる)』事ばかりに意識が行きがちですが、それは一旦横に置きましょう。

☆☆ゴールデンウイークにはじめられる『実家の断捨離』第一歩☆☆

 ◆実家に在る自分のモノ

 実家に自分の物を置きっぱなしの場合は、どんどんそれらの断捨離を敢行しましょう。自分自身でも忘れていたものが出てきて、ちょっとしたタイムトラベルを楽しめるゴールデンウイークになるかもしれません。

 ◆物を介しての家族とのコミュニケーション

 まずは実家に足を運び、実家にあるアルバムやずっと置いてある物の思い出話を親にたずねてみるなど、家族とコミュニケーションをとりましょう。親も実家にあるたくさんの物への思いを消化できたり、子供も親がその物にどんな思いを持っていたかを知ることができ、将来自分が処分しなければならなくなった時の判断基準を持つことができます。

 親の話を聞くだけでも、とても重要な『実家の断捨離』です。

 

 ◆実家の安全管理

 一番のおすすめは、現在の生活の場を安全面から整えるという視点で物を減らすことです。実家の様子を思い出し『今地震が来たらあそこが危ない』と想像できる場所が浮かんだら、このゴールデンウイークは迷わず実家の断捨離を手伝いましょう。

 物が少ないのは重要な地震対策・安全管理の一つです。

「廊下にこれがあったら逃げる時に躓いて危ないよ」

「こんなに積み上げていたら地震の時に倒れてくるよ」

 家族を危険から守るための思いやりの言葉がけを『実家の断捨離』の第一歩にしてみましょう。

 いずれにせよ、実家の断捨離においては、『捨てよう』『要らない』などは禁止ワードです。親にも人生があり、大切にしているこだわりや思いがあることを尊重しましょう。