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気になるエムバッペの可能性。バルサ、アーセナルでプレーしたアンリとの違い

杉山茂樹スポーツライター
(写真:ロイター/アフロ)

 グループリーグ第5週を終了したチャンピオンズリーグ(CL)。最大の激戦区はパリサンジェルマン(PSG)、リバプール、ナポリ、レッドスター・ベオグラードの4チームが同居するC組だ。ベスト16の椅子がすでに12決まる中で、このC組はひとつも決まっていない。勝ち点3差の間に、第5週でナポリに敗れ脱落が決まったレッドスター以外の3チームがひしめいている。

 ベスト16入りするためには最終戦の勝利が不可欠。となると、アウェー戦ながらレッドスターと対戦するPSGが、直接対決するナポリ、リバプールより若干有利に見えるが、いずれにせよ最後まで予断を許さない状況だ。

 C組のレベルは確かに高い。昨季の準優勝チームで今季のプレミアでも現在2位に付けるリバプールと、フランスリーグで現在首位を独走する金満クラブのPSG。この両チームが2強かと思われたが現在、この両チームを抑えて首位に立つのはナポリ。実際、現在の立ち位置に相応しいよいサッカーを展開している。逆にPSG、リバプールには物足りなさを覚える。

 第5週では、この両チームがパルクデプランスで直接対戦した。ホームのPSGは37分までに2-0としたが、前半終了間際、PKを決められ1点差とされる。その後スコアは動かず、2-1で終了した。この結果、3位と2位だったPSGとリバプールの関係は、2位と3位に入れ替わることになった。

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スポーツライター

スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、プレスパス所有者として2022年カタール大会で11回連続となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

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