Yahoo!ニュース

人気者の前園真聖氏を見て思う、香川のプレイスタイル

杉山茂樹スポーツライター

怪我の功名とはこのことか。ここに来て、前園真聖元選手のメディアへの露出が目立っている。まさに勢いのある人気者といった感じだ。ピンチをチャンスに変えた典型的な例と言える。

先日はテレビで、自身の過去を述懐していた。若い頃、どれほどムチャをしていたかを具体的に事細かく、周囲の笑いを誘いながら口にしていた。

彼はピークが短かった。日本代表を外れたのは20代前半。以降、復帰を果たすことなく現役を退いた。本人が口にしたのは不摂生。だが、プレイの面にも原因があったと僕は見ている。そしてそれについて、彼が絶頂期を迎えていた頃、僕はインタビューの際にチラッと指摘したことがある。なぜそんなことを思い出したかと言えば、現在の日本代表選手にも、似たような症状を抱える選手を、見ることができるからだ。

前園はドリブルの得意な選手だった。ポジションは攻撃的MF。当時の日本代表(加茂ジャパン)の布陣は、中盤ボックス型の4−2−2−2。前園はそこで2列目を担当していた。つまり彼は、中盤の真ん中で、果敢にドリブルを仕掛けるタイプの選手だった。

この記事は有料です。
たかがサッカー。されどサッカーのバックナンバーをお申し込みください。

たかがサッカー。されどサッカーのバックナンバー 2015年4月

税込550(記事4本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
スポーツライター

スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、プレスパス所有者として2022年カタール大会で11回連続となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

杉山茂樹の最近の記事