順当な展開になるか。波乱の展開になるか。カギを握るのはチリ?

98年ブラジル。02年フランス&アルゼンチン。06年ブラジル。10年ブラジル。これらは過去4大会で、優勝候補の本命に推されていたチームだが、実際に優勝を飾ったのは、すべてこれとは別のチームだった(98年フランス。02年ブラジル。06年イタリア。10年スペイン)。

サッカーは運が結果に影響しやすいスポーツ。結果を予想することは、他の競技に比べてはるかに難しいとされている。32分の1しかない優勝チームの予想が、外れるのは当然といえば当然だ。しかし、サッカーには、追われるものに不利に働く特徴があることも、忘れてはならない。

サッカーはロースコアで決着するスポーツだ。1試合でどちらかのチームが3点以上取る確率はかなり低い。一番可能性が高いスコアは、2対1だそうだが、そうした中で、多少有利だと言われても、その多少が、スコアに反映される可能性は低い。55対45の関係は、2対1というスコアに収まるかどうか微妙だ。この程度の差なら、1対1で終わってしまう可能性の方が高い。実力差がスコアの差になって表れにくいのだ。

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杉山茂樹

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たかがサッカーごときに、なぜ世界の人々は夢中になるのか。ある意味で余計なことに、一生懸命になれるのか。馬鹿になれるのか。たかがとされどのバランスを取りながら、スポーツとしてのサッカーの魅力に、忠実に迫っていくつもりです。世の中であまりいわれていないことを、出来るだけ原稿化していこうと思っています。刺激を求めたい方、現状に満足していない方にとりわけにお勧めです。

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スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、2018年ロシア大会で連続10回現地取材となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

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