きょう(8日)は全国で気温を観測する918地点中、約3分の1にあたる309地点でことし一番の暑さとなりました。静岡県浜松市の天竜では最高気温34.3度を観測し、猛暑日(最高気温35以上)一歩手前の気温に。ことしの全国最高気温を更新しました。(8日午後4時現在)

あすも各地で真夏日予想

この暑さの原因として、地表付近に7月並みの暖かい空気が流れ込んでいることや、本州付近は高気圧に覆われて良く晴れていることなどが考えられます。あすもこの状態が続き、関東から西の各地で30度以上の真夏日となり、季節先取りの暑さが予想されます。

9日(水)の予報(8日17時気象庁発表、ウェザーマップ提供)
9日(水)の予報(8日17時気象庁発表、ウェザーマップ提供)

上の図には載っていませんが、あすの全国トップは佐賀、久留米(福岡)、日田(大分)の34度予想です。(ちなみに、きょう最も気温が上がった天竜は、あすは30度くらいで多少暑さは落ち着く見込みです。)

熱中症 最も多い発生場所は「住居」

真夏と異なり湿度はそれほど高くないところが多いものの、これだけ気温が高いと熱中症警戒レベルも黄色の「警戒」、オレンジ色の「厳重警戒」レベルのところが多くなります。

9日(水)熱中症警戒レベル(出典:環境省熱中症予防情報サイト、ウェザーマップ提供)
9日(水)熱中症警戒レベル(出典:環境省熱中症予防情報サイト、ウェザーマップ提供)

総務省消防庁が発表している「令和3年 都道府県別熱中症による救急搬送人員」によると、先月(5月)24日から30日までの1週間で、すでに全国で500人近い方が熱中症で搬送されています。なかでも多いのが高齢者、熱中症発生場所は住居(敷地内すべての場所を含む)とのこと。季節的にはまだ夏は始まったばかりですが、すでに熱中症の危険はすぐ近くにあることを忘れずに、無理せず冷房を使ったり水分を意識的にとったりするなど、熱中症対策をしていただけたらと思います。

今週晴れ続きの関東 梅雨入りはまだ先?

さて、ことしは東海から西の地域で記録的に早い梅雨入り(速報値)となり、近畿や東海地方が梅雨入りしてから早くも3週間以上経過しました。いまは梅雨前線は南に離れていて、本州では梅雨の中休みという印象です。関東甲信地方の梅雨入りの平年は6月7日ごろですので、関東の梅雨入りは、ことしは平年と比べて「遅い」ということになりそうです。

週間予報(8日17時気象庁発表、ウェザーマップ提供)
週間予報(8日17時気象庁発表、ウェザーマップ提供)

ひとまず今週中は晴れる日が続き、梅雨入りの可能性はほぼないと言えます。ただ、来週以降は梅雨前線が北上し曇りや雨の日がこれまでより増える見通しで、関東甲信地方の梅雨入りの可能性もありそうです。今のうちに日ざしを有効活用したいものです。

■参考

環境省熱中症予防情報サイト

総務省消防庁 熱中症情報