台風19号、非常に強い勢力で静岡県に上陸か 必ず備えを

台風19号進路図(ウェザーマップ提供)

大型で猛烈な台風19号は、ほとんど勢力を落とさないまま、あさって(土)に静岡県に最接近し上陸する恐れがあります。先月、台風15号による大きな被害が県内の伊豆地方でも発生しましたが、今回はより広範囲で暴風やそれに伴う停電、大雨、高波などの影響が出そうです。

最接近は土曜日の午後 でも接近前から大荒れに

あす18時~13日(日)正午までの予想降水量(ウェザーマップ提供)
あす18時~13日(日)正午までの予想降水量(ウェザーマップ提供)

雨は、あす(金)夕方から降り出し、あさっての朝から県内に活発な雨雲がかかり始めます。台風が最接近するのはあさって午後からとなりそうなので、接近前から激しい雨が降り続くところもありそうです。

雨と風の予想、あさって午前6時(ウェザーマップ提供)
雨と風の予想、あさって午前6時(ウェザーマップ提供)
雨と風の予想、あさって正午(ウェザーマップ提供)
雨と風の予想、あさって正午(ウェザーマップ提供)
雨と風の予想、あさって午後6時(ウェザーマップ提供)
雨と風の予想、あさって午後6時(ウェザーマップ提供)

総雨量は静岡市などの市街地でも200ミリ、東部や伊豆では600ミリを超える記録的な大雨となる恐れがあります。

風は、あす夕方から猛烈な風となり、瞬間的には50メートル前後の風が吹くかもしれません。先月の台風15号では東伊豆町の稲取で最大瞬間風速48.3メートルの風を観測し(稲取としては観測史上1位を記録)大規模な停電や屋根の瓦が飛ぶなどの被害が出ました。今回は伊豆周辺だけでなく広範囲で同じような被害が出る恐れがあり、暴風への対策が必要です。

大潮+台風+満潮は非常に危険

また、今回沿岸部では高波や高潮の危険が非常に高いとみています。いまは大潮の期間であり、ただでさえ潮位の高い時期です。そのうえ台風が最接近する時間と満潮時刻が近くなることにより普段では考えられない潮位になると予想されます。高潮とは、台風や低気圧の接近時に「吸い上げ効果」と「吹き寄せ効果」により潮位が高くなる現象です。「吸い上げ効果」は気圧の低い台風の中心が近づくとき、具体的には気圧が1ヘクトパスカル下がると潮位は1センチ上がるとされています。「吹き寄せ効果」は台風による暴風が沖から岸に向かって吹くとき海岸付近で海面が上昇することで、風速が2倍になれば海面上昇は4倍になるといわれています。今回は最悪の条件が揃うため沿岸部は高波や高潮による浸水などにも厳重警戒して下さい。

いまできる備え あすの昼までに!

・庭やベランダの飛ばされやすいものを片付ける⇒植木鉢など出しっぱなしになっていませんか?

・非常用品の確認⇒食料や水の確保を。停電時には蛇口をひねっても水が出なくなる家が多いです。

・満タンにしておくべきもの⇒ガソリン、モバイルバッテリーの充電など。

・避難経路やハザードマップの確認⇒いざというときの避難場所、自宅周辺にはどんな危険があるのか知っておく。

備えるに越したことはありません。他人ごとではないという意識で行動して下さい。

また台風の情報は随時最新情報をご確認下さい。

最新の台風情報(気象庁ホームページ)

最新の雨の状況(気象庁ホームページ)