東京都心で初真夏日、猛暑から一斉の梅雨入りへ、熱中症と大雨警戒

高層ビルと太陽(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

あす10日(水)にかけて、東~北日本で猛暑か

上空の暖気予想(ウェザーマップ)
上空の暖気予想(ウェザーマップ)

きのう8日(月)は、福岡県久留米で35.8℃、佐賀で35.2℃を記録し、今年全国で初めての猛暑日が観測されました。

きょう9日(火)も全国的に暑くなっており、東京都心でも午後0時16分に30.4℃を記録し、今年初めての真夏日となりました。(17時追記、最高気温は31.0℃でした。)

この暑さですが、あす10日(水)にかけてピークとなりそうです。

注目は大陸から日本海に進んできている暖気で、上空1500メートル付近で広く18℃以上となっており、これは晴れれば、海風の届きづらい内陸を中心に35℃以上の猛暑をもたらす可能性のある暖気です。この暖気があすへ日付が変わるとともに、東北地方を中心に流れ込む予想です。

気象庁によるあす10日(水)の予想最高気温は、福島、若松(福島)、山形、米沢(山形)、一関(岩手)で、いずれも35℃の猛暑日が予想されており、コンピュータの予想ではさらに高く、若松(福島)で36.7℃、山形で35.9℃、福島で35.8℃などが計算されています。

屋外でのマスク着用は体内の熱が外に放出されにくく、体温が上昇するなどして、より熱中症にかかるリスクが大きくなると思われます。

ソーシャルディスタンスを心がけつつ、適度にマスクを外すことが重要です。

あす10日(水)~あさって11日(木)一斉の梅雨入りを疑う余地なし

雲と雨の予想(ウェザーマップ)
雲と雨の予想(ウェザーマップ)

一方で、猛暑から梅雨へ季節がバトンタッチされそうです。

現在梅雨に入っているのは、南西諸島と九州南部、四国だけですが、あす10日(水)は北日本で猛暑がピークとなる一方、梅雨前線が西から北上してくるため、西日本から東海にかけて雨の所が多くなり、あさって11日(木)にかけて、関東から北日本へも広がる予想です。

これは梅雨前線による雨で、しかも梅雨前線はこの先太平洋高気圧の北の縁に沿うように本州付近に停滞しやすくなり、断続的に雨を降らせる計算となっているため、九州北部から関東あたりまで一斉の梅雨入りを疑う余地はありません。

また逆に沖縄は梅雨明けが秒読み段階となってきました。

西日本中心に大雨に警戒を

72時間の予想雨量(ウェザーマップ)
72時間の予想雨量(ウェザーマップ)

きのうは沖縄県の石垣島で50年に一度の大雨が降るなど、梅雨前線の周辺には、気象条件が整えさえすれば、猛烈な雨をもたらしかねない非常に湿った暖かな空気が広範囲に広がっています。

梅雨前線の北上とともに、この暖湿気が九州や四国を中心に流れ込んでくるため、大雨が降りやすくなるでしょう。

九州南部で予想される最大雨量は、あす10日(水)昼までに180ミリ、その後、あさって11日(木)昼までに200ミリとなっています。

雨雲が活発化すれば、これ以上の大雨となる可能性もありますし、九州南部以外の西日本から東海あたりまで、大雨に警戒が必要です。