冬将軍が冬の最後にもうひと踏ん張り?

雪だるま(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

豪雪地帯で異例、今の時期に10センチ未満に

積雪の平年比と新潟県守門の積雪推移(気象庁より加工あり)
積雪の平年比と新潟県守門の積雪推移(気象庁より加工あり)

この冬は記録的な暖冬で、特に日本海側では顕著な少雪傾向となりました。

それを物語るように、日本有数の豪雪地帯、新潟県魚沼市守門に設置されている積雪深計では、1月下旬の積雪が過去40年間で初めて0となりました。

2月に入り、ようやく寒波らしい寒波が襲来し、守門の積雪も遅ればせながら50センチを超えたのですが(上図右)、その後は再び暖気が優勢となり、雪は降れどもあまり多くは積もらずに、きょう(26日)の積雪はとうとう10センチ以下まで減少しました。

豪雪地帯の積雪は、平均すると2月下旬頃に最も多くなり、守門のきょうの平年の積雪も199センチですから、10センチ以下という積雪がいかに少ないかがわかります。

ちなみに過去40年間で2月26日の積雪が100センチ未満だった年は、今年で4回目となりますが、過去3回は、2007年85センチ、1998年94センチ、1989年84センチとなっていますので、このデータからも今年の少雪ぶりがわかります。

冬将軍が最後のもうひと踏ん張り

27日の予想図と寒気(ウェザーマップ)
27日の予想図と寒気(ウェザーマップ)

あす27日(木)は西高東低の冬型となり、真冬の目安の寒気となる上空1500メートル付近で-6℃以下のラインが本州付近まで南下する予想です。

このため、全国的に寒の戻りとなり、冷たい北風が強めに吹くため、真冬を思わせるような寒さとなるでしょう。

日本海側でも北陸の山沿いを中心に雪が降りそうです。

最大50センチ以上の降雪予想も

48時間の予想降雪量(ウェザーマップ)
48時間の予想降雪量(ウェザーマップ)

コンピュータの計算では、金曜日(28日)15時までの48時間に、新潟県や長野県の山沿いで最大50センチ前後の降雪が見込まれており、長野県には大雪に関する情報も出されています。

冬の最後に冬将軍がもうひと踏ん張りする予想です。

東京など晴れる太平洋側でも空気がかなり冷たくなりますので、体調管理にご注意下さい。