南にはダブル台風、北からは冬将軍が南下中

台風や低気圧の雲(13日15時ウェザーマップ)

ダブル台風の進路は?

ダブル台風の予報円(ウェザーマップ)
ダブル台風の予報円(ウェザーマップ)

最新の台風情報(気象庁発表)

きょう午前9時、フィリピンの東海上で台風26号が発生しました。

きのうの台風25号に続いて、2日続けての台風発生です。

これで今月は、3日に23号、5日に24号、12日に25号、そしてきょうの26号で4個目の発生となり、11月としては2007年以来、12年ぶりの4個以上の発生となっています。

11月の発生数が過去最も多いのは6個ですが、今月はまだ半分も残っているため、発生数がさらに増える可能性があります。

さてダブル台風の進路ですが、台風25号は今後強い勢力に発達し、あさって金曜日から土曜日にかけて、小笠原近海へ進んだ後、東へ急カーブして離れていく予想です。今のところ、父島などが暴風域に入るおそれはほとんどないと思われますが、高波や強風に注意が必要です。

一方、台風26号はフィリピンの東海上を徐々に発達しながら北上し、週末から週明けにかけてフィリピンの北海上に到達する予想です。しかし予報円が大きく、最も北寄りに進んだ場合、石垣島など八重山地方にかなり近づくおそれもあります。

沖縄方面は念のため、今後の台風情報に注意が必要です。

北からは冬将軍が南下

14日の天気図と寒気予想(ウェザーマップ)
14日の天気図と寒気予想(ウェザーマップ)

南にはダブル台風がある一方で、北からは強烈な寒気、冬将軍が南下中です。

あす木曜日(14日)には低気圧が急速に発達しながら北海道の北を進み、寒冷前線が本州付近を通過する予想で、これら低気圧や前線の後ろから一気に冬将軍が日本付近に氾濫する予想です。

気象庁から暴風雪や高波、大雪に関する情報が出されました。

北海道は木曜日から土曜日にかけて、猛烈な吹雪や大雪などに警戒が必要で、東北の平地でも一斉に初雪となり、山沿いでは雪の積もる所が多くなるでしょう。北陸の山沿いでも雪の積もる所がありそうです。

一方、雪の降らない関東から九州にかけても寒冷前線の通過後は北風に変わり、一気に寒くなるでしょう。

例えば、東京の時系列予報では、午前中に南風が吹いて、昼頃には23℃まで上がり(平年より約7℃高い)、10月上旬並みの陽気となりますが、昼過ぎからは一転して北寄りの風が強めに吹いて、気温が急降下、夜には10℃近くまで下がる予想です。

もし午後からの北寄りの風が平均8メートル程度吹けば、木枯らし1号の発表となりますが、その基準となる北の丸の観測所で吹くかどうかは微妙なところです。

北海道は一気に100センチ以上の降雪も

予想降雪量(ウェザーマップ)
予想降雪量(ウェザーマップ)

気象庁の予想によると、北海道の降雪量は、多い所で、木曜日夕方までに20センチ、さらに金曜日(15日)夕方までに50~70センチとなっており、その後も土曜日(16日)にかけてさらに多くなる予想です。

コンピュータの予想(上図)では、16日21時までに、局地的に100センチから150センチ以上の降雪量が予想されている地点があり、11月中旬としては、記録的な大雪となる所があるかもしれません。