月曜日は東京で11年ぶりの梅雨寒も?寒暖差に注意。
梅雨前線上の低気圧の影響
月曜日は梅雨前線上の低気圧が伊豆諸島付近を発達しながら東進する見込みです。
この低気圧に伴う雨雲が大きく東日本に広がり、特に関東地方には北東からの冷たい、涼しい風が吹き込むため、日中にかけてほとんど気温が上がらない予想です。
東京都心でも朝から気温はほぼ横ばいで、20℃程度で推移する計算となっており、もし最高気温が20℃に届かなければ、6月下旬としては11年ぶりの肌寒さ、梅雨寒ということになります。
月曜日、朝の通勤時間帯は雨風強まる
月曜日の朝は低気圧がちょうど関東の南を通過しているタイミングで、都心を含めて関東の広い範囲で本降りの雨となるでしょう。
低気圧が発達するため、周辺では風が強まり、関東の沿岸部でも低気圧に向かう北東の風が平均で10メートル以上吹く所がありそうです。
傘をさす際は、この強風にも注意が必要ですし、気温は20℃を下回っていますので、長袖が活躍するでしょう。
その後日中にかけて、関東は冷たい雨が降り続く予想で、上空に寒気も流れ込むため、雷を伴う所がありそうです。
念のため、落雷などにもご注意下さい。
月曜日、夜の帰宅時間帯まで雨が残る
月曜日の夜になると低気圧の渦巻きは関東の東へ遠ざかりますが、まだしつこく関東地方では雨雲が残っている計算です。
つまり、朝からお帰りの時間まで、ほぼ一日冷たい雨が降り続く見込みです。
東京都心は11年ぶりの梅雨寒も?
ウェザーマップによる最新の東京都心のピンポイント予報によると、月曜日に日付が変わる頃には気温が20℃を下回り、朝の通勤時間帯は本降りの雨で北東の風もやや強まる予想です。
その後も日中にかけて雨が続き、気温はほぼ一日中、20℃を下回るラインで推移する計算です。
東京都心で、もし1日の最高気温が20℃に届かない(20℃未満)と、6月10日以来、ちょうど2週間ぶりとなります。
さらに6月下旬以降に20℃未満となれば、2008年6月26日19.1℃以来、11年ぶりとなります。
仮に20℃を少し超えたとしても、かなりの梅雨寒となりますので、服装選びや体調管理に注意が必要です。