東京都心は4月として平成史上に残るような日中の寒さ

冷たい雨の都心

内陸部は季節外れの雪に

10日午後1時の推計気象分布(ウェザーマップ)
10日午後1時の推計気象分布(ウェザーマップ)

本州の南海上を進む低気圧(南岸低気圧)や上空に流れ込む寒気の影響で、関東甲信地方は日中も非常に冷たい雨が降り続いており、長野県や山梨県、関東の山沿いでは季節外れの雪が降り続いています。

きょう午後1時現在の積雪は、奥日光16センチ、軽井沢14センチ、草津12センチ、河口湖6センチなどとなっており、八王子など東京の多摩地方でも広い範囲でみぞれや雪となっているようです。

東京都心は4月としては記録的に寒い日中に

10日午後1時の気温(気象庁)
10日午後1時の気温(気象庁)

きょうの東京都心は日付が変わった時点ではまだ気温が10℃前後あり、午前3時過ぎにはきょうこれまでの最高気温10.2℃を観測しました。

ところがその後、明け方に雨が降り出すとともにじわじわと気温が下がり、日中になっても低いままで、ほとんど上がらずに推移しています。

上図がきょう午後1時現在の関東地方の気温の様子です。

雪の降っている山沿いや宇都宮、前橋、熊谷、八王子など内陸部では3℃以下の所が多く、東京都心でも5.0℃となっています。

平成に入ってから東京都心の4月の午後1時の気温を調べてみると、もっとも低かったのが4年前2015年4月8日3.4℃で、2番目が2008年4月22日の5.1℃でした。ですからきょうの5.0℃は平成に入って4月の午後1時の気温としては、2番目に低いということになります。

きょうは平成31年4月10日ですから、平成に入ってからの4月の日数はきょうで910日目ということになります。この910日のうちの2番目の寒さですから、ある意味、平成史上に残るような日中の寒さということが言えるかもしれません。あくまでも午後1時の気温に関してですが…。

帰宅時間も冷たい雨で山沿いは雪が続く

10日午後9時の雨や雪の予想(ウェザーマップ)
10日午後9時の雨や雪の予想(ウェザーマップ)

低気圧に伴う雨雲(雪雲)は今夜遅くにかけて関東地方を通過するため、帰宅時間も冷たい雨や山沿いでは雪の降り続く所が多いでしょう。

その後は東北の太平洋側でも季節外れの大雪に注意が必要です。

なお、関東甲信地方はあす木曜日には天気が回復し、日中の気温はきょうよりジャンプアップし、15℃前後まで上がる予想です。