北海道(遠軽)で3日連続の真夏日~5月の北海道では史上初~

暖かな空気と強い日差しで北海道は季節外れの暑さが続く(写真:アフロ)

遠軽で3日連続の真夏日

21日の最高気温。北海道では記録的な暑さとなっている。(気象庁発表)
21日の最高気温。北海道では記録的な暑さとなっている。(気象庁発表)

北海道ではおととい(19日)から気温が上がりはじめ、昨日(20日)はオホーツク海側を中心に14地点で30℃以上の真夏日となりました。

真夏日の地点は以下の通りです。

19日(木)遠軽

20日(金)遠軽、津別、北見、境野、生田原、本別、美幌、芽室、足寄、根室中標津、陸別、雄武、留辺蘂、帯広

このうち、唯一2日連続で真夏日を記録していた遠軽では、きょう11時57分に30℃に達し、これで3日連続の真夏日を記録しました。

これまで北海道内では、5月に同一地点で2日連続の真夏日を記録することは何度かありましたが、3日連続の真夏日となると統計史上初めてのことになります。

また、きょうは昨日以上に急ピッチで気温が上昇しており、午前中から真夏日が続出しています。

昨日から2日連続で真夏日となっている地点も多く、正午現在で、北見、津別、生田原など7地点に上っています。

これから午後にかけて更に気温は上がり、地点数は増加しそうです。

(16時追記、最高気温の図も更新)

きょうの北海道内の真夏日地点数は34地点に達し、3日連続の真夏日地点は遠軽、2日連続の真夏日地点は北見、津別、美幌、生田原、根室中標津、境野、本別、芽室、足寄、留辺蘂、帯広、陸別の12地点となっています。

暑さの原因は暖気と日差し

北海道付近には大陸から最も暖かな空気が流れ込んでいる(天気図は気象庁)
北海道付近には大陸から最も暖かな空気が流れ込んでいる(天気図は気象庁)

この季節外れの暑さをもたらしている原因は上空に流れ込んでいる暖かな空気(真夏並み)と強い日差し(高気圧圏内)です。

また暖かな上空の風はおおむね西から東向きに流れており、この風が吹き下りているオホーツク海側ではフェーン現象(ドライフェーン)も加わって、一段と昇温しているものと思われます。

あすはオホーツク海側で次第に北よりの風に変わるため、暑さのトーンは少し下がりそうですが、十勝地方など太平洋側ではまだまだ30℃を超える真夏日地点が続出する予想となっています。

きょうは遠軽で初めて、5月の北海道としては3日連続の真夏日を記録しましたが、あすはこの地点数がさらに増えるかもしれません。

ただ遠軽に関して言えば、あすの予想最高気温は26℃~27℃程度と予想されており、今のところ4日連続の真夏日という可能性は低いと思われます。またあさって月曜日になると、北海道で真夏日となる所はほとんどなくなる予想です。

関東の暑さのピークは週明け

東京は月曜日に29℃の予想。(気象庁発表週間予報)
東京は月曜日に29℃の予想。(気象庁発表週間予報)
熊谷は月曜日に31℃の予想。(気象庁発表週間予報)
熊谷は月曜日に31℃の予想。(気象庁発表週間予報)

北海道では週明けに暑さが和らぐ見込みですが、それまで北海道を覆っていた暖かな空気が南下してくる形となるため、逆に関東など東日本では暑さがピークとなりそうです。

気象庁が発表している週間予報では、月曜日(23日)の東京の予想最高気温は29℃で、高い方にぶれると30℃の真夏日も想定内となっています。もし真夏日となれば、平成元年以降では4番目に早い記録となります。

さらに、熊谷などの内陸では33℃位まで上がる可能性もありますので、週明けは関東などで特に熱中症に警戒が必要です。

東~西日本の暑さは晴天の続く火曜日頃(24日)まで続く見通しです。

(図表は気象庁発表に加工は了承済み)