台風18号は本州をすぐ狙える位置で発生

台風17号、18号と秋雨前線
台風17号、18号と秋雨前線

前回の記事で最後に触れた熱帯擾乱が発達し、けさ7日(月)午前3時に日本の南海上で台風18号となりました。

今年はエルニーニョ現象が発生している影響で、台風の発生する位置が日本列島からは遠く離れた太平洋の南東海上にずれていたのですが、今回の台風18号は日本のすぐ南の北緯20度以北で発生し、すぐにでも本州付近を狙える位置で発生したのが最大の特徴です。

台風18号は本州に接近し、上陸のおそれも

台風18号はまっすぐ北上し、本州付近に上陸するおそれも(7日午前3時)
台風18号はまっすぐ北上し、本州付近に上陸するおそれも(7日午前3時)

最新の台風情報(気象庁)

台風18号は今後ゆっくりと北寄りに進み、今週後半(水曜日から土曜日頃)には本州付近へ接近し、上陸するおそれが高い予報円となっています。

ただ、本州付近の上空には台風を流す明瞭な強風帯がないため、台風が本州付近へ到達する頃には動きが遅くなったり、あるいは複雑な動きをする可能性も考えられ、土曜日の予報円は関東から九州までスッポリ入るような大きさとなっています。

今後、台風18号が本州付近のどこへ進むかはまだ定まっていませんが、秋雨前線(ひまわりの画像を参照)も停滞しているため、雨が長引き、場合によっては、数日間にわたり大雨が続くことも考えられます。更にこのところ多く発生している竜巻などの突風も頻発する可能性があり、今後の進路に十分な警戒が必要です。

台風17号は本州の東海上を北上へ

台風17号は日本の東を北上へ(7日午前3時)
台風17号は日本の東を北上へ(7日午前3時)

一方、もとハリケーンから変わった台風17号は日本の東海上で強まる太平洋高気圧の南の縁を西進していますが、どうやら金曜日~土曜日頃には北寄りに進む可能性が高まり、本州付近に近づくおそれは小さくなったと思われます。ただし、関東以北の太平洋側では高いうねりが届きますので、海岸や海上では高波に警戒を要します。