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首都圏は木曜日に再び積雪も

杉江勇次気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
14日~15日の雪で、観測史上1位の大雪を記録した前橋市内の幹線道路

三度(みたび)南岸低気圧

2週連続で大雪に見舞われた首都圏ですが、今週は再び雪の可能性があります。その原因は日本の南を通過する、いわゆる南岸低気圧。3週続けての南岸低気圧の通過となり、再び首都圏でも降雪となりそうです。

ある程度の積雪を伴うコースか?

今週は月曜日から火曜日にかけて日本の南を低気圧が通過しますが、これは首都圏に影響することなく、離れて通過する予想。

そして、次の低気圧が19日(水)夜に日本の南に進んでくる予想です。この低気圧が20日(木)にかけて、関東の南を通過するため、再び首都圏でも雪となる予想です。

19日~20日に、再び南岸低気圧が通過する予想
19日~20日に、再び南岸低気圧が通過する予想

今回も上空に強い寒気が居座る中での通過ということで、降れば雪になる可能性がかなり高いと言えるでしょう。問題はどれほどの量になるのか?

天気図上のAのように関東に近づくようなコースをとる場合、降水量が増えるため、10センチ~20センチ以上の大雪となるおそれがあります。

一方、Bのようにやや離れて通過する場合、降水量が少なくなる分、大雪とはなりませんが、それでも降り出しから雪となるため、5センチ程度の雪となる可能性はあります。

さらに南を離れて通過する場合は、ちらつく程度で終わりそうです。

現時点で、上空の偏西風や寒気などを考慮すると、降るものはほぼ雪とみられ、Aパターンになる確率は20%程度、Bパターンになる確率は60%程度、さらに南を離れて通過する確率は20%程度といったところだと思われます。

2週続けて降ったような極端な大雪となる可能性はかなり小さいものの、首都圏の平野部でも数センチの積雪を伴う降雪の可能性があります。(大雪注意報レベルの可能性)

また、気温の低い山沿いや山梨県では降水量が少なくても気温が低いため、より雪の量が増える心配がありますので、今後の情報に特にご注意下さい。

月曜日午前の段階での雪予想

首都圏での雪の降り出し
首都圏での雪の降り出し
首都圏で雪がピークとなる予想
首都圏で雪がピークとなる予想

現段階でのスーパーコンピューターによる計算結果では、首都圏では19日(水)深夜~20日(木)明け方にかけて南部から雪が降り出す見込み。

雪のピークは20日(木)の昼前~昼過ぎにかけて。降雪が長引けば、長引くほど雪の量が増える心配があります。

今後、気象庁などから発表される雪情報にくれぐれもご注意下さい。

気象庁

2月14日~15日の大雪予想

2月8日の大雪予想

(上図は気象庁発表資料に加工了承済み)

気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

人の生活と気象情報というのは切っても切れない関係にあると思います。特に近年は突発的な大雨が増えるなど、気象情報の重要性が更に増してきているのではないでしょうか? 私は1995年に気象予報士を取得しましたが、その後培った経験や知識を交えながら、よりためになる気象情報を発信していきたいと思います。災害につながるような荒天情報はもちろん、桜や紅葉など、レジャーに関わる情報もお伝えしたいと思っています。

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