21日にWBCスーパーミドル級暫定王座決定戦で拳を合わせる1位のデビッド・ベナビデス(25)と、2位のデビッド・レミュー(33)が練習を公開した。

 べナビデスは2017年9月に同正規王座に就いたが、2020年8月に行われた3度目の防衛戦においてウエイトを作れず、タイトルを剥奪された。翌2018年9月に行われた試合後の尿検査でも、コカイン使用が判明した"問題児"だ。それでも25戦全勝22KOの戦績は、トップ選手の証と呼べる。

(C)Esther Lin/SHOWTIME
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 ベナビデスは言う。

 「作戦通りに試合を運びたい。序盤でKOするとか12ラウンド戦うとか、気にしちゃいない。色んな状況を思い浮かべて調整しているよ。既にスーパーミドル級のリミットになった。全てが順調だ。

 この4カ月間、ストレス無くハードトレーニングを重ねた。試合が待ち遠しいね。タイトルを手にするだけじゃなく、ファンに素晴らしいファイトを届けたい。

(C)Esther Lin/SHOWTIME
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 この地の人々が笑顔になることが、自分の幸せでもある。特に子供に応援してもらう事が光栄だ。

 昔、父に『子供が生まれると人生が変わるぞ』って言われた。今、息子のアンソニーは18カ月だが、本当に喜びをもたらしてくれるね。モチベーションを上げてくれる。自分に新しい視線が加わったよ」

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 43勝(36KO)4敗のデビッド・レミューも話した。

 「試合当日、私は180パウンドくらいになるでしょう。彼は190パウンドくらいかな? まぁ、どうでもいい。気になりませんから。

 向こうが激しい打ち合いを好むなら、望むところです。自分の能力に自信があるし、私は強い選手ですから。彼もいい選手ですが、攻略する策を立てています。不安はありませんね。

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 ベナビデスのキャリアは立派ですが、私のような選手と戦ったことはありません。丸裸にしてやりますよ。私を相手に、どう戦うのでしょうね?」

 灼熱の太陽がふり注ぐアリゾナ州で、ファンも燃え上がりそうだ。