第3ラウンド2分59秒。ドミニカ期待のミドル級ハードパンチャー、カルロス・アダムスが左フックを豪快にヒットし、アレクシス・サラザール(メキシコ)を下した。

 ノックアウトシーンが訪れる前、同ラウンドにアダムスはホールディングで2ポイントの減点を告げられていた。

Photo:Amanda Westcott/SHOWTIME
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 糸が切れたマリオネットのようにキャンバスに沈んだサラザールをレフェリーが案じ、試合終了を宣言した。アダムスはこれで20勝(16KO)1敗。サラザールは、23戦(9KO)4敗となった。

Photo:Amanda Westcott/SHOWTIME
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 27歳の勝者は言った。

 「試合をコントロールしたのは俺だ。減点は納得いかない。ボディへのジャブ、そして左フックという攻撃が良かったな。彼を混乱させる策を立てていたが、うまくいったね。自分は、様々な攻撃パターンを身に付けているんだ」

Photo:Amanda Westcott/SHOWTIME
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 この試合の前まで、15連勝を続けていた敗者もコメントした。

 「ダメージは無い。大丈夫です。1~2回のポイントは取ったように感じています。ヤツは自分を掴んでからアッパーを放ってきた。受け入れ難いです。ま、次の試合に向けてやっていきますよ」

 当然のことながら、同ファイトをオンエアーしたSHOWTIMEは、勝った方にチャンスを、と考えていた。ミドル級である彼らは、同局と契約するWBC同級王者のジャーモール・チャーロの挑戦者としてリストに挙がっていた可能性がある。

 あるいは、17日にスーパーウエルター級の統一戦を戦ったジャーメル・チャーロ、ブライアン・カルロス・カスターノの相手に抜擢されるかもしれない。このファイトは、プロモーターやSHOWTIMEスタッフの目に留まっただろうか。