元IBFライト級王者、ロバート・イースター・ジュニア、16カ月ぶりのリング

Photos:Amanda Westcott/SHOWTIME

 IBFライト級タイトルを3度防衛したロバート・イースター・ジュニア(30)が、WBC王者ミゲル・ガルシアとの統一戦に敗れたのは2018年7月28日のことだった。9カ月後に空位となっていたWBA同級王座決定戦のリングに上がるが、ジャッジ三者三様のドロー。

 2019年10月26日に10回戦を行い、ワンサイドの判定勝ちを収めて以来のリングが先週末に用意された。イースターにとって、スーパーライトに階級を上げての第2戦であった。

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 対戦相手のライアン・マーティン(27)は24勝(14KO)1敗。12ラウンドを戦うのは今回が2度目だった。

 キャリアで優る元世界王者は格の違いを見せ付け、復帰ロードに弾みをつけたいところだが、足の運び、ボディーワーク、ヘッドスリップなど、一つ一つの動きが荒い。ブランクの影響か。

 それでも、接近戦での連打にはスピードがあり、差をつけていった。

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 第8ラウンドに偶然のバッティングで負傷したイースターだが、339のジャブを放ち、82をヒットさせた。手数はマーティンの方が多かったが的確さは元チャンピオンに一日の長があった。

 結局、118-110が2名、残る1名が117-111と採点し、イースターが勝利した。

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 試合後、イースターは語った。

 「リングは心地よいね。ボクシング界に今もいられることが快適だよ。俺はファイトしたかったんだ。試合中、ヘッドバッドを食らってストレスを覚えた。本当ならキャンプでやっていたように、もっと距離を取った楽な試合運びができた筈さ。

 140パウンドには特別な選手が見当たらない。全てのベルトを巻いてみせるぜ!」

 コロナ禍で何人もの選手がブランクを余儀なくされるなか、イースターの言葉は切実だ。スーパーライト級の王者たちに挑戦状を叩きつけた今、いかに世界戦線に絡むか。