王者レイカースを下し、5連勝のウィザーズ。八村塁も15得点6リバウンド

世界最高峰の舞台でKINGに胸を借りる八村(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ワシントン・ウィザーズの快進撃が止まらない。開幕から5連敗し、コロナ禍で出場選手8名の確保ができず、6試合を延期に。再開後も4連敗と、東地区最下位で喘いでいたのがウソのような充実ぶりだ。

 22日に敵地で行われたロスアンジェルス・レイカース戦も、昨年の王者を延長の末、127-124で下して大金星を挙げた。バレンタインデー以来、ウィザーズは5連勝である。

 しかも、KINGレブロン・ジェームズが、レイカース最長である43分15秒出場し、31得点13アシスト9リバウンドの働きを見せるなか、凌駕したのだから本物だ。

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 今日、ウィザーズで乗りに乗っているのが、シューティングガードのブラッドリー・ビールだ。2012年にドラフト3位でウィザーズに入団。目下、平均得点数は32.9。今季のウィザーズの28ゲーム中、チーム最多得点者となること22度。

 年俸2875万ドルの背番号3は、とにかく得点感覚に優れている。KINGレブロンのそれが25.8であることを鑑みても、彼の嗅覚がいかほどであるか、お分かり頂けるだろう。

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 191センチとNBA選手としては小柄だが、独特のリズムで毎試合、コンスタントにゴールを決める。チーム名通りの達人であり、彼のプレーはまさに魔法が掛かったかのようだ。

 22日のレイカース戦でも44分14秒プレーして33得点。27歳でキャリア9年目のビールは、昨シーズンの平均ゴール数も30を超えていたが、ここへきてブレイクした感がある。

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 ウィザーズで最も高給取りのポイントガード、年俸4135万ドルのラッセル・ウェストブルックも44分15秒の出場で、32得点14アシスト9リバウンドと存在感を見せた。この2人はオーバータイムに入ってから輝きを増す。共に6得点し、粘る王者レイカースを突き放した。

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 日本期待の八村塁も、2人の大黒柱に次ぐ37分14秒コートに立ち、15得点6リバウンドをマークした。ビール、ウェストブルックと同じ空間でのプレー、あるいはKINGとの対戦は八村を何倍も逞しくする。

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 試合後、ビールは語った。

 「チームが変わって来ている。素晴らしいね! でも、まだダメな部分もある。それをチームが分かっているから、互いに伝え合い、悪いプレーを断ち切らなきゃ。俺たちは自分たちの価値を下げないぜ」

ブラッドリー・ビールのプレーに注目だ
ブラッドリー・ビールのプレーに注目だ写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 アウェイでの連戦は続く。今夜のウィザーズの相手はロスアンジェルス・クリッパーズだ。6連勝を挙げられるか?