TATTOOを好むボクサーたち

ホリフィールドとの第1戦時のタイソン(写真:ロイター/アフロ)

 11月21日にLAで行われたライト級10回戦、オースティン・デューレイvs.ホセ・ルイス・ガレゴスは、デューレイが判定勝ちを収めた。

Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions
Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions

 最近、ボクシングだけでなく、あらゆる競技でTATTOOをしたアスリートが目立つ。

 25歳のサウスポー、デューレイも派手に入れていた。

Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions
Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions

 一方、同じ歳のガレゴスの体には、一つのTATTOOも見られなかった。

Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions
Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions

 手数、テクニック、度胸とデューレイがガレゴスを上回り、無難に勝利を掴んだ。ガレゴスはサウスポー対策ができておらず、終始、後手に回るしかなかった。

Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions
Photo:Sean Michael Ham/TGB Promotions

 結局、100-90、100-90、99-91という大差の判定でデューレイが勝者となった。これでデューレイは14(10KO)勝2敗、ガレゴスは19(14KO)勝10敗となった。

 現代の若者にとって、TATTOOがファッションであるのは分かる。TATTOO愛好家によれば、一つ入れると、また次、そして次と、どんどん増やしたくなるそうだ。

 本コーナーでお馴染みの「200年に一人の天才ボクサー」亀田昭雄は言う。

撮影:著者
撮影:著者

 「確かに現代人のファッションなのでしょう。でも、僕はボクサーがTATTOOだらけの体をしている姿って、あんまり見たくありません。インクが肝臓に入り込む訳ですから、体にいい筈がない。鍛え抜いた肉体と精神で戦ってこそ、ボクサーだと思います。

 今、マイク・タイソンは顔や体にTATTOOを入れていますが、全盛期は無かったですよね。まさしく磨き上げた筋肉があったからこそ”IRON(鉄の男)”というニックネームで呼ばれるようになったんです。そういう選手の方が魅力的ですよね」

 言い得て妙だ。