20連勝で防衛に成功したIBFスーパーミドル級チャンプ

Photo:: Stephanie Trapp/TGB Promotions

 IBFスーパーミドル級チャンピオン、カレブ・プラントの圧勝だった。

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 ファーストラウンドからハンドスピードの速さが目を引く。

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 5ラウンドまでは、左ジャブ、左アッパー、左フックと、速射砲のようなコンビネーションが続いた。6ラウンドにペースダウンし、ロープを背負うシーンもあったが、決定打は食わない。

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 息を吹き返した第9ラウンドは、再三コンビネーションが挑戦者を襲う。4発の連打を見舞っても、手を休めない。上下の打ち分けもセオリー通りだ。

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 翌10ラウンドにプラントの回転の速い連打が挑戦者を捉えたところで、レフェリーが両者の間に割って入って試合を止めた。

 欲を言えば倒して勝利を掴みたかったか。

 このファイトはFOXでオンエアされたが、元統一ヘビー級王者、レノックス・ルイスhttps://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20171201-00078376/が解説を務めた。ルイスは「プラントは、信じられない程のハイレベル。速いし、ディフェンスも見事だし、正確にパンチを当てる。いやぁ驚きだった」と話した。

 無傷の20連勝を飾り、12KO目をマークして2度目のタイトル防衛を果たしたプラント。プロキャリアで初めてとなる故郷でのファイトに勝利し、勝利者インタビューで次のように語った。

 「非常に満足な結果だ。リラックスして試合を迎え、シャープに動けた。最終ラウンドまでにストップしてみせるって、試合前に言った通りになったでしょう。今夜の勝利を亡くなった娘、母、祖父に捧げたい。皆、このナッシュビルで生きていたんだ」

 

 そして、こう締め括った。

 「自分がデビッド・ベナビデス(WBC同級王者)との統一戦を望んでいることは誰もが知っている筈だ。168パウンドで誰が最強かも知っているだろう。お前(ベナビデス)がその気なら早く戦おうぜ! こっちはずっとオファーを出しているんだ。待ち疲れて来たぜ」

 デビッド・ベナビデスも22戦全勝19KOの戦績を誇る。注目の一戦となることは間違いない。FOXも動き始めるであろう。スーパーミドル級も面白くなって来た。