
篠田博之
月刊『創』編集長
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月刊『創』編集長・篠田博之1951年茨城県生まれ。一橋大卒。1981年より月刊『創』(つくる)編集長。82年に創出版を設立、現在、代表も兼務。東京新聞にコラム「週刊誌を読む」を十数年にわたり連載。北海道新聞、中国新聞などにも転載されている。日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長。東京経済大学大学院講師。著書は『増補版 ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)、『生涯編集者』(創出版)他共著多数。専門はメディア批評だが、宮崎勤死刑囚(既に執行)と12年間関わり、和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚とも10年以上にわたり接触。その他、元オウム麻原教祖の三女など、多くの事件当事者の手記を『創』に掲載してきた。
記事一覧
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- SMAP解散騒動とは結局何だったのか。芸能マスコミの報道への疑問
- 1月18日の謝罪会見を経て、SMAP分裂騒動はほぼ一段落したと言ってよいだろう。一般紙までが異例の大きさで報じたことでわかるように、社会的事件として扱われたこの騒動だが、真相は一体何だったのだろうか。
- 2016/1/23(土) 20:08
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- ベッキー、SMAPと芸能スクープ連発の週刊誌をめぐる気になる事情
- 年明け早々から『週刊文春』がベッキーの不倫騒動をスクープ、続いて『週刊新潮』がSMAP分裂騒動をスクープするなど、週刊誌が意気軒高だ。だが一方で気になる深刻な事情も抱えている。
- 2016/1/16(土) 20:39
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- つきあってきた死刑囚が次々と処刑されたこの7年間、死刑をめぐる意味について考えた
- 連続幼女殺害事件の宮崎勤死刑囚の刑が施行された時、私は親が亡くなった時と同じくらい衝撃を受けた。凶悪犯とされた人物であっても、12年間もつきあってきた人間が処刑されたことは重たい現実だった。
- 2015/12/12(土) 22:08
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- 情報錯綜!TBS「ニュース23」をめぐって今何が起きているのか
- TBS「ニュース23」をめぐって情報が錯綜している。ネットではもう膳場貴子さんや岸井成格さんの降板が決定したかのような情報さえ流れている。いまこの番組をめぐって水面下で何が行われているのか。
- 2015/12/9(水) 22:09
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- 連続放火事件「くまぇり」への読者の手紙に対して本人から届いた返事とは
- 11月9日にこのブログで連続放火事件くまぇりへのメッセージを募集したところ、たくさんの人から反応があった。全て本人に転送したが、それに対してくまぇり本人から返事が届いた。その手紙とマンガを公開しよう。
- 2015/12/5(土) 22:30
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- 逆転無罪判決!オウム元信者・菊地直子さんの手記を公開します
- 11月27日の元オウム信者・菊地直子さんの逆転無罪判決には驚いた人が多かったと思う。裁判のあり方をめぐる議論も起きている。ここでそれについて書き、菊地さんが『創』8月号に書いた手記を公開しよう。
- 2015/11/29(日) 17:48
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- 「黒子のバスケ」脅迫犯が獄中で最近書いた元少年A「絶歌」論
- このブログに「黒子のバスケ」脅迫犯・渡邊博史受刑者の手記を公開するのは約1年ぶりだ。その間、刑務所にいる彼と手紙のやりとりを続けてきたが、彼が元少年A『絶歌』について書いた手記を公開することにした。
- 2015/11/21(土) 21:20
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- 「現代書林」予想外の高裁判決は殆どベタ記事扱いだが、マスコミに反省を促す大きな問題提起だ
- 11月18日に東京高裁が「現代書林」裁判でくだした判決は予想外の内容で、新聞などではベタ記事に近い扱いだが、記者クラブに寄りかかって来た大手マスコミに反省を促す重要な問題提起だ。
- 2015/11/19(木) 22:15
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- 発表された犯罪白書の性犯罪データに驚き、奈良女児殺害事件を改めて思い起こした
- 法務省が最近発表した「犯罪白書」で驚いたのは性犯罪の再犯防止プログラムがどんな成果を上げているかというデータだ。奈良女児殺害事件を機に導入されたもので、私もこの事件には深く関わったので書いておきたい。
- 2015/11/14(土) 22:31
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- 連続放火で服役中のくまぇりが出所後会いたいという元女性警官が青山にいるとの話
- 連続放火事件のくまぇりが出所後会いたいという元女性警察官が青山の美容院で働いているという。『創』12月号の連載マンガでその話を書いているのだが、その女性を探してみたいと思う。
- 2015/11/9(月) 12:25
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- 『週刊文春』編集長が現場をはずされた10月8日会議での社長と現場の緊迫応酬
- 『週刊文春』の新谷編集長が突然現場をはずされてから約1カ月がたった。その措置が告げられた10月8日の会議で、文春社長と現場の間にどんなやりとりがなされたのか。緊迫応酬の模様を紹介しよう。
- 2015/11/7(土) 22:58
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- 封印されていた映画「アンブロークン」公開が決まってあの騒動を思い出した
- アンジェリーナ・ジョリー監督の映画「アンブロークン」の日本での公開がようやく決まった。海外では既に昨年公開されていたが、日本では「反日映画」なるレッテルが貼られ、配給会社が見つからないままだった。
- 2015/10/24(土) 19:59
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- オウム麻原三女「入学拒否事件」初の手記。和光大での討論は実現するか
- 10年前に起きたオウム麻原元教祖の三女に対する入学拒否事件について、初めて当事者の麗華さんが詳細な手記を公表した。これを機に和光大学の教授や学生たちと彼女とで胸襟を開いて、討論ができないものか。
- 2015/10/17(土) 23:46
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- 国会前抗議行動は「新たな市民革命」なのか?この議論と総括は大事だ。
- 安保法制に反対する国会前抗議行動に対しては「新たな市民革命だ」と評価する声と、「あまり幻想を持つのは禁物だ」という見方が交錯している。いったいどう評価ないし総括すべきかは大事な問題だ。
- 2015/10/15(木) 23:35
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- 総合週刊誌トップ『週刊文春』編集長はなぜ突然、現場をはずされたのか
- 総合週刊誌トップ『週刊文春』の新谷学編集長が突如、3カ月間現場をはずされる事態に至り、話題になっている。いったい何があったのか。原因は、』10月8日号カラーグラビアに掲載された春画だった。
- 2015/10/13(火) 10:10
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- 元朝日記者・植村隆氏と産経・阿比留編集委員の対決、そして雇用継続問題
- 元朝日新聞記者の植村隆さんと産経新聞の阿比留瑠比編集委員の対決が話題になっている。そして昨年来の脅迫騒動を受けての植村さんの北星学園大学の来年度の雇用問題がいま正念場を迎えている。
- 2015/10/11(日) 15:18
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- ベストセラー1位「火花」239万部で2位が16万部って、どうなのこれ
- 9月のベストセラーリストを見て深刻な気持になった。文芸部門1位「火花」で2位が「スクラップ・アンド・ビルド」。1位239万部で2位16万部という差もさることながら、両方とも芥川賞の話題で売れた本だ。
- 2015/10/7(水) 16:10
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- 秋葉原事件・加藤智大死刑囚が「死刑囚表現展」に作品を応募し、受賞した
- 2015年2月に死刑判決が確定してから様子をうかがい知るすべもなかった秋葉原事件の加藤智大死刑囚が「死刑囚表現展」に作品を応募。10月3日に、8人の受賞者の一人となったことが発表された。
- 2015/10/3(土) 23:18
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- 「フライデー」女子アナ写真へのリベンジポルノという批判はいい視点だ
- 『フライデー』9月18日号に掲載された女子アナ写真についてリベンジポルノにあたり犯罪ではないかという批判がなされた。これは考えてみるべき視点だ。
- 2015/9/21(月) 23:42
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- 安保法成立を報じるメディア界こそ深刻な状況かもしれない
- 安保法がとうとう成立してしまった。民意が全く無視されたが、この間「これぞ民主主義」と言えるような動きがあったのが、今後の希望につながる救いだ。でも今朝の新聞各紙を見て、ちょっと深刻な気持ちになった。
- 2015/9/20(日) 15:46
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- 田代まさしさん「盗撮」騒動の結末がわかりにくいので説明しよう
- 田代まさしさんの盗撮騒動が決着した。本人が9月18日、公式ブログで改めて盗撮はしてませんと説明したのだが、報道では盗撮を認めたとされている。いったいどっちなの?と戸惑う人もいると思うので説明しよう。
- 2015/9/19(土) 23:57
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- 『週刊ポスト』元少年A実名報道をめぐる毎日新聞へのコメントを補足する
- 毎日新聞からコメント取材の電話があって、本日9月14日発売の『週刊ポスト』の元少年Aの実名・顔写真報道について意見を聞かれた。毎日新聞夕刊に載っているそのコメントについて補足しておこう。
- 2015/9/14(月) 22:21
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- 神戸児童殺傷事件「元少年A」が週刊誌に送った手紙でわかったこと
- 神戸児童殺傷事件の元少年Aが『週刊文春』『週刊新潮』『女性セブン』に送った手紙が大きく報じられ、そこで言及された彼が立ち上げたホームページ「存在の耐えられない透明さ」とともに話題になっている。
- 2015/9/12(土) 23:23
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- 田代まさしさんの「盗撮」騒動は、その後どうなっているのか
- 7月10日から報道が始まった田代まさしさんの「盗撮」騒動だが、7月28日に書類送検がなされて以降、まったく音沙汰がなくなった。状況は今どうなっているのか。中間報告をしておこう。
- 2015/8/29(土) 22:46
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- 安保法案反対会見での上智大教授の「報道はどこにいる」発言が胸にしみた
- 8月26日の安保法案反対の日弁連と学者の会の会見での上智大教授の「報道はどこにいる?」という発言が大きな拍手を浴びた。それに会見の最後の質問で冷水を浴びせた産経新聞記者ともども波紋を投げている。
- 2015/8/29(土) 14:20