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ヨン様はキムタクらと同級生だった!!日韓芸能界ネズミ年の年男・年女

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
ペ・ヨンジュン(写真:YUTAKA/アフロ)

新しい年が明け2020年が始まった。今年の干支は「子(ね)」。

新聞、雑誌、テレビでは今年の年男・年女が多数紹介されている。思わず「そうだったのか」となる様々な芸能人たちの名が並ぶが、韓国で年男・年女を迎える芸能人を紹介する企画は定番だ。

韓国でねずみ年生まれの芸能人の代表格と言えば、1972年生まれのチャン・ドンゴンか。“ヨン様”ことぺ・ヨンジュン、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で有名な女優イ・ヨンエも1972年生まれの年男・年女となる。

つまり、ヨン様やイ・ヨンエは木村拓哉、中居正広、常盤貴子に松雪泰子、さらにはマツコ・デラックスなどと、同級生ということになる。

(参考記事:【韓流スターあの人は今】冬ソナ“ヨン様”も13歳下の元アイドルと結婚して2児のパパに)

1972年生まれにはそのほか、TWICEを生んだJYPエンターテインメントの創始者で自らもミュージシャンであるパク・ジニョン、“韓国の小室哲哉”的存在とも言えるソ・デジなどもいる。

昨年、日本で人気となった韓国ドラマ『オクニョ〜運命の女(ひと)〜』で憎たらしいのにどこか妖艶な存在感を放った悪役チョン・ナンジョンを演じた女優パク・チュミも1972年生まれの年女である。

そこからさらに12歳年下の1984年生まれには、人気女優が多い。

ドラマ『コーヒープリンス1号店』のユン・ウネ、『花より男子〜Boy Over Flowes』のク・ヘソン、『僕の彼女は九尾狐』のシン・ミナなど、日本でもヒットした韓流ラブコメのヒロインたちが年女だ。

日本でもこの年はベッキー、香里奈、栗山千明などラブコメ作品でも定評がある女優が多いが、それは偶然だろうか。

そこからさらに12年下の1996年生まれのねずみ年は、K-POPアイドルたちが集まっている。

代表的なのは昨年の紅白歌合戦で3回連続出場したTWICEだろう。ジヒョ、ジョンヨン、そして日本人メンバーのモモとサナが年女だ。

さらにガールズグループではRedVelvetのジョイ、AOAのチャンミ、宇宙少女のスビン、Gugudanのセジョン、ボーイズグループではSEVENTEENのジュン・ホシ・ウォヌ・ウジの4名、GOT7のヨンジェなどが年男である。

『PRODUCE』シリーズから生まれたWannaOneの元メンバーで昨年はソロ・デビューしたカン・ダニエルも、1996年生まれのねずみ年だ。

韓国ではただのねずみ年ではなく、今年は「庚子年のチュイティ(鼠年)」と言われており、同じねずみでも「白いねずみ」がリードする年だという。なんでも白いねずみは「知恵と聡明さと象徴」で、力強く頼もしいリーダーの気質もあるらしい。

ここに紹介した芸能人の中で“白いねずみ”らしいのは……。答えはきっと、人それぞれだ。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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