女子ゴルフ界“セクシークイーン”新シーズン始まる。アン・シネ、日本3年目に期待したいワケ

アン・シネ(写真:Lee Jae-Won/アフロ)

女子ゴルフ界の“セクシークイーン”が2019年の日本女子ツアーに初出場する。アン・シネだ。

アン・シネは3月29日に開幕する「第7回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」に、主催者推薦で参戦。同大会は初出場で、宮崎にも初めて訪れることになる。

“セクシークイーン”は日本ツアー3年目

日本の食事や文化を楽しむ姿が印象的なアン・シネだけに、宮崎でもきっと彼女らしい時間を過ごしていることだろう。

(参考記事:【PHOTO】女子ゴルフ界の“セクシークイーン”、アン・シネの美しくも愛らしい日常

アン・シネの日本ツアー参戦は、今年で3年目となる。2017年は14試合、2018年は6試合に出場しており、最高成績は2017年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の12位タイだ。

世界一競争が激しいとされる韓国女子ツアーで、メジャー大会を含む通算3勝の彼女にとって満足できる成績ではないだろう。

ただ今年は過去2年に比べて、さらに期待ができるかもしれない。例年とは違う取り組みを行っているのだ。それを教えてくれたのは、アン・シネが所属しマネジメントも担当するグリップメーカー『NOW ON』の松宮由季さんだ。

「シネは例年、1カ月以上、オーストラリアのゴールドコーストに行って、オートラリア人コーチの元でトレーニングを積んできました。でも今年は2週間ちょっとベトナム合宿を行っています。そこで韓国の男子プロたちに混じって、練習していました」

さらにメンタルトレーニングも行っており、「アクサに向けて気合が入っていますが、変にピリピリしたり、気負ったりしたところがありません。3年目ということで、日本でプレーするということに対して心理的に余裕も出てきたように見える」という。

振り返ればイ・ボミやキム・ハヌルら“神セブン”など、日本女子ツアーで結果を出す韓国女子ゴルファーたちは、2~3年目に結果を出す人が多い。

(参考記事:イ・ボミ、アン・シネ、そして…韓国女子ゴルファー“神セブン”を一挙紹介!!

それだけにアン・シネにとって2019年シーズンの初戦となる「アクサレディス」に注目したいところだが、気になるのは今シーズンの彼女の動向だ。

「今季は日本に専念」の覚悟

というのも、2018年度のファイナルクォリファイングトーナメント(QT)でアン・シネは51位。フルシード権を獲得できていない。同71位だった昨年は、日本女子ツアー参戦が6試合にとどまり、韓国女子ツアー14試合に出場している。

今年は日本と韓国のどちらに重きを置くのだろうか。松宮さんは、「今年は日本を主戦場にするという気持ちが強いのでは」と明かす。

「シネは今年、“日本で結果を残したい”という気持ちが強い。QTランキングで出られる試合があるなら可能なかぎりすべてに出場し、推薦も積極的に受けるつもりです。4月19日からの『KKT杯バンテリンレディスオープン』も出場が決まっているんですよ」

今季は可能な限り日本に専念する――。その回答には若干驚いた。

それは韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)が今季から、「KLPGA1部ツアー出場選手(シード選手)の、同一期間内に海外で開催される海外ツアー出場回数は1シーズン最大3回まで」という新規定を設けているからだ。

(参考記事:アン・シネに影響か、イ・ボミらは?…韓国女子ゴルフが海外ツアー参加を制限へ

アン・シネは2015年に韓国のメジャー大会「KLPGAチャンピオンシップ」を優勝したことで、2019年までのシード権を持っている。彼女にとって無視できない新ルールといえる。

それでも日本ツアーに積極的に参戦するということは、主戦場を日本に置くという意味だろう。

「間隔が空いて試合勘が鈍ることは避けたいはずなので、日本で予定が空き韓国から主催者推薦などがあれば韓国での試合に何試合か出場することはあるかもしれませんが、彼女の中であくまでも最優先に考えているのは、今年は日本だと思いますよ」(松宮さん)

日本ツアー3年目となる今季は、過去2年とは覚悟も意気込みも違うようだ。

今季は「まるで映画女優」(『日刊スポーツ』)と取り上げられたユ・ヒョンジュの日本参戦も決まっており、ますます日本女子ツアーが盛り上がるに違いない。

いずれにしてもアン・シネは、今季初戦となる「第7回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でどんなパフォーマンスを見せてくれるか。初日から注目したい。