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“美しすぎる女教師”アン・インソンが明かす「世界が認めた美ボディのヒミツ」

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
アン・インソン(写真提供:SPOMAX/MUSCLE MANIA KOREA)

異色の経歴を持つ“マッスル美女”が韓国にいる。アン・インソンがその人だ。

普段は韓国の名門・西江(ソガン)大学で心理学を教える客員教授だが、脱いだらスゴいマッスル美女だ。

昨年9月に韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』に初出場すると、コマーシャルモデル部門とミズ・ビキニ部門で1位を獲得。

同年11月にアメリカ・ラスベガスで行われた『マッスルマニア』世界大会では、コマーシャルモデル部門4位に入賞し、一躍その名を知らしめた。

最近は、フィットネス専門誌のモデルに抜擢されるなど、韓国フィットネス業界でも高く評価されている。

(参考記事:世界が認めた美ボディ!! “美しき女教師”アン・インソンの最新グラビア

前回のインタビューでは、「心と身体の関係性を知りたくて運動を始めました」と語ったアン・インソンだが、彼女は“ワールドクラス”とも称されるその美ボディをどのように作り上げたのか。

そう質問すると、アン・インソンは「トレーニングはほとんど毎日しています」と切り出した。

女性らしいボディラインを作る秘訣

「週に6日は運動しています。基本的には、日曜日だけ身体を休めていますね。ウェイトトレーニングが中心ですが、身体の全体的なバランスを整えるために、一週間で全身を鍛えられるようにスケジュールを組んでいます。

例えば、今日は下半身を鍛えたら、明日は肩、明後日はヒップ、その次は背中…といった具合です。身体を細分化して鍛えると、全体のバランスが良くなるんですよ」

一週間のメニューを緻密に管理しているところにインテリジェンスを感じさせるが、彼女が特に意識しているのは、トレーニング中の姿勢だという。

「トレーニングは、怪我をしないことがもっとも大切だと思っているので、身体を痛めないように、正しい姿勢をキープしてトレーニングを行うことを意識しています。全身のバランスを整えるためにも、トレーニング中の姿勢は重要なんですよ。

また、『マッスルマニア』で私が出場しているモデル部門やミズ・ビキニ部門は、大きな筋肉をつけるよりも、女性らしいボディラインを作ることが求められるため、必要な部分にだけボリューム感が出るように鍛えています」

『マッスルマニア』は、個性的で美しい筋肉を審査する“ボディビルディング”部門や、彫刻のようなバランスの取れた肉体を理想形とする“マッスルマニア・クラシック”部門など7つの種目で競われるが、アン・インソンが出場しているミズ・ビキニ部門やモデル部門は数多くのマッスル美女が輩出されてきた種目でもある。

(参考記事:【写真と動画で解説】韓国美ボディの祭典「マッスルマニア」とは?

例えば、“脱アジア級スタイル”で知られ、フィットネスタレントとして人気を集めるレイヤンもミズ・ビキニ部門の受賞者だ。

アン・インソンはそのミズ・ビキニ部門やモデル部門で求められる“女性らしいボディライン”を作るために努力しているわけだが、具体的にはどんなトレーニングを行っているのか。

「部位によって鍛え方を変えています。例えば、全体的に身体を美しく見せるためには肩のラインが重要なので、肩は全体的に可愛らしいフォルムになるように鍛えています。また、腰やヒップにはボリューム感を持たせるようにしていますが、逆に、足は筋肉量を増やすよりもより細くすることを目指してトレーニングしています。

ウェイトトレーニングの重量を上げ過ぎないこともポイントですね。負荷を掛け過ぎると、すらりとしたボディラインにはなりません。

その代わり、筋肉にかかる刺激をしっかりと感じながらトレーニングしています。ヒップを鍛えたいなら、ヒップへの刺激を見つけるんです。その刺激を意識できるようになれば、他の部位を鍛えているときもヒップが刺激されるようになりますから、大きな負荷をかけなくてもヒップを大きくすることができるんですよ」

美ボディ女神たちとは今も仲良し

トレーニング中の姿勢や女性らしいボディラインの作り方など、さまざまなことを意識しながら身体を鍛えていると話すアン・インソン。

ただ、こうしたトレーニングを本業と並行して行うのは簡単なことではないだろう。

抜群のプロポーションで“韓国の菜々緒”という呼び名がピッタリのユン・ヘジュも、「フィットネス大会の2カ月前からは、当時務めていた会社も休んでトレーニングに明け暮れていました」と以前のインタビューで話していたが、アン・インソンは、仕事とボディメイクをどのように両立しているのか。

「大学だけでなく、地方自治体や企業で講義することもあるのですが、仕事とボディメイクの両立は本当に難しいです。時間も限られていますが、何よりも初めの頃は体力が持ちませんでした。

でも、トレーニングを続けるうちに、筋力や体力がついてきたため、最近はどんどんスケジュールをこなせるようになってきました。仕事と運動の両立は、続ければ続けるほどうまくいくようになると感じています」

また、フィットネス大会で知り合ったマッスル美女たちとの交流も、モチベーション維持に役立っているという。

「フィットネス大会では、控え室などで出場者と仲良くなることもあります。大会側が出場者の交流の場を作ってくれることもあるんですよ。

そのなかでも、昨年末にフィットネス専門誌の表紙撮影を一緒にした3人とは今も仲良しで、プライベートでも連絡を取り合ったりして励まし合っています。ボディメイクは自分自身と向き合う孤独な戦いでもあるので、彼女たちとの交流は、とても良い刺激になっています」

(参考記事:2017年の「美ボディ女神」が揃い踏み!! 韓国フィットネス誌の “年納めグラビア”とは

大学や企業で心理学の講義を行いながらボディメイクに取り組み、今や韓国フィットネス業界も大注目のマッスル美女となったアン・インソン。

そんな彼女に訊いてみたくなったのは、韓国の“フィットネス熱”のことだ。

日本で「筋肉女子」や「腹筋女子」がブームとなっているのと同様に、昨今は韓国でも身体を鍛える女性が急増しているが、そんな状況をアン・インソンはどう見ているのか。それについては次回で紹介したい。(つづく)

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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