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イ・ボミら韓国女子ゴルファーにも影響か…日本女子プロゴルフに起こりつつある変化

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
アン・シネ(写真:Lee Jae-Won/アフロ)

日本女子プロゴルフ協会が大会主催者へ放映権料の支払いを求めている件を巡り、数試合が来季ツアーから撤退する可能性が出ているという。

報じた『スポーツ報知』は、「個別交渉を続けていく方針だが難航が予想されており、交渉が決裂する可能性もある」と伝えている。もし試合数が減ることになれば、8年ぶりのことで、女子ゴルフ人気に影響を与えるかもしれない。

詳しい背景は続報を待つばかりだが、主管者による慣例やルールの変更は、ときに大きな混乱を招くこともある。

しかも日本の女子ゴルフとなると、その影響は外国人ゴルファーにも及ぶことも。

“次世代セクシーゴルファー”もQTに参戦中

例えば、クォリファイングトーナメント(QT)だ。翌年度の女子ツアーおよびステップ・アップ・ツアーへの出場ライセンスを取得するためのトーナメントだが、来年からはQTの出場資格が「JLPGA正会員のみ」に改められるという。

そのため現在、韓国女子ゴルファーたちが数多くQTに出場しており、8月29~31日のファーストクォリファイングトーナメントC地区には、“次世代セクシーゴルファー”ことユ・ヒョンジュも参戦している。

(参考記事:写真30連発!! “次世代セクシーゴルファー”ユ・ヒョンジュは、アン・シネを超えられるか

先んじて行われていたB地区とD地区を通じて、韓国女子ゴルファー6人ほどがセカンドQTに駒を進めているが、来年からはQT出場自体が難しくなると考えられる。

前出のユ・ヒョンジュと同じく、C地区のQTに出場する“フィールドのファッションモデル”キム・ダナなど、ラストチャンスという意気込みの韓国人ゴルファーも少なくないかもしれない。

韓国女子ツアーは5時間生中継

QTの出場資格以上に、放映権に関する問題は影響力が大きいだろう。というもの日本女子ツアーは、「中継するテレビ局がスポンサーとなって試合を増やしてきた歴史がある」(『スポーツ報知』)からだ。

それは韓国女子ツアーも似ている。

韓国女子ツアーは現在、SBSが主幹放送社となっているのだが、SBSは2014年シーズンからゴルフ専門チャンネル「SBSゴルフ」を通じて、全試合、全ラウンドを一日5時間以上も生中継してきた。1部ツアーはもちろん、2部ツアーやシニアツアーも中継している。

そんな背景もあって、キム・ヒョージュやチョン・インジ、パク・ソンヒョンなど次々とスター選手が注目を集めるようになり、アン・ソヒョンなど2部ツアーに降格した後も高い人気を誇っているといえるだろう。

(参考記事:韓国女子ゴルフ界一の“たわわボディ”、アン・ソヒョンのインパクト

実際に韓国女子ツアーは2013年22大会から、2014年26大会、2015年29大会、2016年33大会と、昨年まで右肩上がりに試合数が増えている。

さらに中継は選手たちのモチベーションにも影響を与える可能性まである。

事実、韓国メディアの取材に対してとある韓国女子ゴルファーは、「(ファンが)選手たちのプレーする姿をより長く視聴できるという点で、選手たちも一生懸命プレーするようになり、それによって韓国女子ツアーがさらに発展できたと思います」と話していた。

ボミやシネの人気にも影響しかねない

SBSは2016年に契約を5年延長しており、2021年まで独占中継していくという。生中継はツアーの人気や発展において非常に重要なファクターだけに、韓国女子プロゴルフ協会も早めに手を打っているのだろう。

日本女子ツアーには、数多くのギャラリーを集めるイ・ボミや、水着姿も話題となる写真集を発売したアン・シネなど日本で注目を集める韓国人ゴルファーも多い。

(参考記事:アン・シネがゴルフウェアを脱いだ!! “水着”で証明したセクシークイーンのボリューム感

大会数が減ったり、テレビ中継が難しくなってきたりすれば、そういったスター選手たちへの影響も免れないだろう。

それだけに、日本女子ツアーの放映権に関する問題も円満に解決してほしいと願うばかりだが…。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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