『進撃の巨人』シーズン3に大注目!? 韓国で根強い人気を誇る日本のアニメ・漫画とは?

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3 公式ホームページ

7月22日からNHK総合テレビで始まった大人気アニメ『進撃の巨人』のシーズン3。本日8月5日には第3回(通算40話)が放映されるが、原作コミックが累計7400万部を超えたメガヒット作で、映画化などもされていることから、ご存知の方も多いだろう。

そのアニメ版のシーズン3の放送を心待ちにしていたのは、日本のファンだけではない。お隣・韓国にもシーズン3の放送開始を待っていたファンが少なくないのだ。

韓国で異例の快進撃『進撃の巨人』

韓国では、アニメ『進撃の巨人』の第1話がTOKYO MXテレビで放映された2013年4月7日当時、韓国最大のポータルサイト「NAVER」で「進撃の巨人」がリアルタイム検索ランキングで1位になったこともあった。

また「軍国主義的な話」として、反日感情剥き出しにした韓国人読者が作者・諫山創のブログを荒らす事件も起きたこともあったほどだ。

(参考記事:『進撃の巨人』が韓国でも異例の快進撃を炸裂させたワケ

それだけにアニメ『進撃の巨人』シーズン3に対する期待も高く、韓国では7月24日からケーブルテレビ「アニプラス」でシーズン3が絶賛放送されている。

驚くことに、韓国メディアが放映1カ月も前から「『進撃の巨人』あと1カ月…理念と面白さはどのくらいか」「『進撃の巨人』シーズン3、来る7月に放送開始…“早く観たい”」などと報じていたほどだった。

今では広く知られることだが、韓国において日本のアニメや漫画は非常に人気が高い。

『機動戦士ガンダム』シリーズは根強い人気を誇り、“ガンプラ”を愛する韓国ファンも多く、バンダイコリアが直営する「ガンダムベース(GUNDAM BASE)」が9店舗もある。

また、日本を代表するバスケット漫画『スラムダンク』は今でも高い人気を誇っており、韓国のバスケブームの火付け役となったとされている。

韓国でも人気とは限らない『キャプ翼』は…

ただ当然ながら、日本で人気だからといって韓国でも人気が出るとは限らない。

世界中の一流サッカー選手からも絶大な支持を受ける『キャプテン翼』は、韓国ならではの理由から拒絶されるという意外な結果にもなっている。

(参考記事:『スラムダンク』は今でも人気で『キャプテン翼』は拒絶されたワケ

その代わりといってはなんだが、『蹴球王シュットリ』が韓国で大人気だったのは、ひとつの特徴といえるだろう。

そんななかで『進撃の巨人』は、日本と同じく韓国でも非常に人気が高い代表的な作品のひとつといえる。

その証拠に、漫画やアニメファンだけでなく、「進撃の巨人」が一般的な単語のように使われているのだ。

「ファーウェイのスマートフォン、大陸のオオカミから“進撃の巨人”へ」

「第4次産業革命と“進撃の巨人”中国」

「キム・シヌク(サッカー選手)“進撃の巨人が帰ってきた”」

「“進撃の巨人”ロッテ(ジャイアンツ)、KIA(タイガース)と5位タイに跳躍」

経済ニュースからスポーツニュースまで、実に多岐にわたるニュースの見出しに「進撃の巨人」という単語が使われているのだから、その存在感が伝わってくる。

韓国アニメ黒歴史もあって抵抗なく…

こうした影響力からもわかる通り、韓国では日本のアニメが自国のアニメ以上に人気が高い。

というよりも、韓国アニメに対しては「見る価値がない」とまでいう人も少なくないのが現状で、“韓国アニメ業界の黒歴史”3作品なるものも存在する。

『ポケモンGO』がブームになったときは「死んで蘇っても我が国では『ポケモンGO』を作れない」と嘆いていた韓国だが、日本のアニメや漫画に関してはさほど抵抗もなく、すんなりと受け入れる傾向があるとも言えるだろう。

(参考記事:韓国が「死んで蘇っても我が国では『ポケモンGO』を作れない」と嘆いている理由

最近はウェブトゥーン(ネット漫画)でクオリティの高いコンテンツを生み出している韓国だが、そんななかでも大きな期待を集めている『進撃の巨人』。アニメのシーズン3も引き続き人気を博するのか、注目してみたい。