ここ5年で2ケタの暴落…国連の「幸福度ランキング」で浮き彫りになってしまった韓国の深刻さ

(写真:アフロ)

国連の関連機関がまとめる「世界幸福度報告書」の2018年版が公表された。世界156カ国を対象にした調査で、世界でもっとも幸福度の高い国はフィンランドだった。10点満点中、7.632点だ。

上位を見てみると、2位ノルウェー(7.594)、3位デンマーク(7.555)、4位アイスランド(7.495)、5位スイス(7.487)、6位オランダ(7.441)、7位カナダ(7.328)、8位ニュージーランド(7.324)、9位スウェーデン(7.314)、10位オーストラリア(7.272)となっており、北欧諸国の幸福度が高いことがわかる。

その他、ドイツ(6.965)は15位、アメリカ(6.886)は18位、イギリスは19位(6.814)となっており、アジアでは台湾(6.441)が26位でもっとも高かった。

ランキング急落の韓国、「再び生まれたくない」

日本(5.915)は、前年よりランキングを3つ下げた54位。韓国(5.875)は、それよりもさらに低い57位だった。

この調査は各国の1000人程度に「今の幸せは0~10の段階でいくつか」と尋ね、国ごとの過去3年の平均値を算出している。主観的な回答になるだけに、ランキングが正確だと断言するのは難しいかもしれない。

ただ、それでも過去には「生まれ変わるとしたら、今の国の国民に生まれたいか」という質問に対して、「はい」と答えた人が日本は73.6%だったが、韓国は50%しかいなかったという事実もある。

(参考記事:「再び韓国に生まれたくない…」4カ国アンケートで判明した韓国人の憂鬱

何よりも、韓国の急落ぶりは気になるところだ。というのも、5年間でランキングを16も下げているのだ。

ここ5年間で韓国のように16段階以上ランキングが下がった国家はベネズエラ、ウクライナ、アルバニア、ザンビアなど計12国で、どれも「深刻な経済難や内戦の傷が癒えない国が中心」(『韓国日報』)というだけに、韓国の下落は異常とさえいえるのだ。

「ヘル朝鮮」「起承転“鶏”」

それは韓国の若者たちがここ数年で作り出した造語からもわかるだろう。

彼らは自国を「地獄のような国だ」という意味を込めて“ヘル朝鮮”と揶揄していることは、日本でも知っている人がいるかもしれない。

(参考記事:自国を“ヘル朝鮮”と揶揄する韓国の若者たち…彼らはなぜ絶望しているのか

韓国20代の90.7%、30代の90.6%が「ヘル朝鮮という言葉に共感する」と答えているのだから驚いてしまう。

それと同じように、韓国の経済格差を指摘した「スプーン階級論」、将来への不安を皮肉った「起承転“鶏”」など、韓国の若者が作り出した造語は、ユーモラスでありながらも韓国社会の生き辛さを辛辣に物語っているようでならないのだ。

韓国若者の70%が「移住」考えている

しかも、彼らは言葉だけで自国の現状を嘆いているのではない。

アンケート調査で韓国成人4800人のうち、70.8%が「チャンスがあれば海外へ移住する意向がある」と答えているのだから、深刻だろう。

(参考記事:「ヘル朝鮮はもうこりごり…」“脱韓国”を夢見る韓国の若者たちが選ぶ「移住先」とは?

関連報道に触れた韓国ネット民たちは、「57位? 予想外に高いね」「156カ国中155位だと思っていた」「何かと競争ばかりする韓国が幸せなわけがない」などと、57位が意外といった反応を見せていた。

いずれにしても、ここ5年で韓国の幸福度が急落していることは事実だ。2013年には41位を記録したこともあるだけに、来年こそは浮上してほしいが、はたして。