Xenoma社 ウェアラブルの開発 - CES2018 Unveiledより

Xenoma社の代表取締役CEOの網盛一郎氏。ウェアの配線なども特許を取っている

 今年も開かれる米国ラスベガスで開催される見本市CES。見本市に先立って開かれるUnveiledというイベントから面白そうな企業を紹介します。

 8年前の2010年、このイベントにフランスのAR Parrot社が発泡スチロールでできたドローンを出展していました。当時は、まだ、ドローンの可能性に気づいた人は多くなかったと思います。Unveiledというイベントは、そんな未来のテクノロジーに触れることができる面白いイベントです。今年は、参加企業も増え、会場もとても豪華でした。

 なかでも、ウェアラブル系が多かったのが今年の特徴でしょうか。自分が話を聞けたのは、たまたまか日本発の企業でした。その1社、Xenoma社は、2015年に東大発ベンチャー企業で、すでに2億円の資金調達をしています。

 展示されていた「e-skin」技術で作られたウェアは、同社開発の布状電子回路基板Printed Circuit Fabric(PCF)や加速度センサーで、カラダの伸縮や動きを計測できます。さらに、Unveiledでは、ウェアを着ながら、リアルタイムにゲームをするデモをしていました。運動データを貯めて分析するだけでなく、エンターテイメント領域に利用シーンを増やせば、こうしたテクノロジーに興味をもつ人も増えるのではないでしょうか。

 Xenoma社Co-Founder、代表取締役CEOの網盛一郎氏は、「元々人に親しまれる技術を目指す研究をしていた」とのこと。今後の展開に期待が持てます。