Drone n base - スロバキア発ゲームドローン

「Anima Technika」社CEOのRobert Schochmann氏

MWC2017にドローンの出展は数多くあったが、中でも一番面白かったのが、この東欧スロバキアのベンチャー企業「Anima Technika」社が展開するゲーム用ドローン「Drone n Base」である。

Drone n base用ドローンは、屋内専用。とても小さくて可愛い。一人で楽しむ時は、ダウンロードしたスマートフォンアプリで、VR(仮想現実:Virtual Reality)のシューティングゲームができる。空中に浮かんだドローンの動きがアプリ上に再現され、攻撃される敵戦闘機を撃ち落とす。さらに、複数で遊ぶ時は、床に設置した基地を辿るレースを楽しめる。これはかなり難しかった。小型ドローンは数千円で買えるが、以外と操作が難しい。オシャレな小さい車輪の自転車と同じで、舵を少し切ると大きく動いてしまうのと同じ感覚がする。それに、実際はまだプロペラの音が煩い。

Anima Technika社は、写真のRobert Schochmann氏が個人投資家と作った企業。ゲームドローン企業は、昨年のCESで韓国のBYROBOTという会社がいた。BYROBOTのゲームドローンは基地局はなく、リアルにドローン同士が戦っていたが、Drone n Baseでは戦闘ゲームはVRとしている。その辺の方向性が違っている。他にも、インドア向けドローンを使ったサービスといえば、レッドソックスのデイビッド・オーティス選手がパートナーとなっている「Jerkybot」(家でチップスを載せながら人のあとをついてくる)を思い出す。

ともかく、家の中をドローンが飛んだり、近所のマンション同士でモノを交換したり、そんなことに小さな飛行機が使われる日も近いのかもしれない。