2021年11月26日に高崎アリーナで行われた第74回全日本新体操選手権団体競技において男子は、青森大学が優勝した。

全日本インカレでは今年、20連覇を達成した強豪中の強豪・青森大学の優勝に驚きはないが、じつは青森大学は昨年の全日本選手権では思いがけないミスが出て国士舘大学に王座を譲っている。

今年の全日本選手権には青森大学の「王座奪還」が懸かっていた。

結果的には、青森大学は、18.875という他を突き放す圧倒的な得点で王座に返り咲いた。今回は、日本体操協会がInstagramでいち早く、その演技の一部を公開しているが、あまりの揃いっぷりやスピード感に、「これCGじゃないの?」などの声が上がっている。

※日本体操協会instagramはこちら。

そして、まだその演技全貌が公開されていないため、「どんな演技だったのか見たい!」という多くの声に応えて青森大学男子新体操部の清水琢巳選手が、自身が運営するYouTubeチャンネル「男子新体操国際化プロジェクト」に大会直前の通し練習の動画を公開している。それが以下の動画だ。

青森大学が強いのはいつものこと、ではあるが、その歴代の演技の中でもこれはかなり上位にランクインするのではないかと思うクオリティーだ。

スピードのある複雑な隊形移動は青森大学の十八番ではあるが、この演技におけるそれは神がかっている。このスピードと距離感で不要な接触をする気配すらない。揃うべくところは、まるで定規で線を引いて並べたかのように整然と並び、揃う。

単に「減点にならないように」というレベルではなく、「男子新体操団体はこうあってほしい。こういうところを大切にしてほしい」という意思に貫かれている、そんな演技だ。

なお、この大会の様子は、テレビ朝日チャンネル2(CS放送)にて放送される。放送日は男子が12月18日、女子は12月26日となる。青森大学だけでなく高校生ながら表彰台にのった2位の神埼清明高校、3位の井原高校など、男子新体操の迫力ある演技の数々をぜひ見てほしい。

※テレビ朝日チャンネル2放送予定はこちら。