【新体操/男子新体操】明日から全日本インカレが無観客で開催! 初のライブ中継にも注目!

有力視される選手たち。上段が喜田純鈴⇒堀孝輔、下段が佐藤綾人⇒亀井理恵子

開催されるだけでも御の字。

9月の男子クラブ選手権、10月に入ってからは女子の全日本クラブ団体と、いくつかのリアル全国大会が行われたが、そのたびに思う。

無観客であったり、様々な制限があったりして、例年との違いに不満や残念な気持ちはあるかもしれないが、開催されること自体、本当にありがたいと思う。

とくに大学生のほとんどはこの大会が初戦であり、ここに出場しなければ11月に予定されている全日本選手権への出場も叶わなくなる。

無観客だろうが、報道規制があろうが、選手たちのためにはとにかく大会を開催してほしい。

それだけを願っていたが、まずその願いはかなった。

そして、さらに。

無観客開催という非常事態ゆえに、全日本学連が動いた。

採点システムやDVD制作販売などで協賛していたNPO法人日本ビデオアルバム協会の協力を得て、3日間のライブ中継を敢行することになったのだ。当初は保護者など関係者のみへの限定配信を予定していたが、今年度の大会の少なさなども考慮して全体公開に踏み切ったという。

これは嬉しい。

※全日本インカレ1日目動画配信チャンネル

※全日本インカレ2日目動画配信チャンネル

※全日本インカレ3日目動画配信チャンネル

著作権法をクリアするためにライブ中継のみでアーカイブは残せないとのことだが、「今、行われている大会の様子がリアルタイムで知りたい」人たちにはそれで十分だ。

繰り返し見たい人には、DVDの販売もある。

今大会、とくに男子は、「黄金世代」と呼ばれてきた今の4年生たちが最終学年を迎え、昨年のインカレ王者・安藤梨友(青森大学)をはじめ、今年の男子クラブ選手権で連覇を果たした堀孝輔(同志社大学)など、スター軍団がひしめいている。

下馬評では安藤が一歩リードといったところだが、最終学年に懸ける選手達の伸びはいつも凄まじいものがあり、男子クラブ選手権準優勝の満仲進哉(青森大学)なども見違えるような演技を見せていた。

さらに、先日、avex managementへの所属を発表したTilTokフォロワー100万人超えの佐藤三兄弟(佐藤綾人・颯人・嘉人)も3人揃って出場。実力的にも十分、表彰台が狙える位置にいるうえに、今、話題沸騰中の3人が「最後のインカレ」でどんな演技を見せてくれるのかも大いに注目されそうだ。

女子では、なんと言っても、東京五輪代表候補の喜田純鈴(国士舘大学)が注目だ。先日行われたオンライン大会(藤楓杯)では充実ぶりを見せてくれた喜田が、リアル大会でも実力を発揮できるか。

また、4年生の立澤孝菜(国士舘大学)、亀井理恵子(東京女子体育大学)、清澤毬乃(日本女子体育大学)、昨年のゴールデンルーキーぶりが印象に新しい松坂玲奈(東京女子体育大学)らの演技にも注目したい。

ライブ中継を担当する日本ビデオアルバム協会が制作する新体操応援チャンネル「新体操NAVI」にて、全日本インカレの事前動画が公開されているので、こちらもぜひチェックしてほしい。

明日から始まる大学生の頂上決戦。

男女ともそして個人、団体とも、ずっとこの舞台を待ち望んできた選手たちの思いがさく裂する熱戦を期待したい。

そして、どうかライブ中継で多くの方にその熱を共有してほしい。

すでに佐藤三兄弟のファンの方ももちろん、競技に懸けるときの彼らの真剣な姿、ぜひぜひチェックしてください!

<写真提供:清水綾子>