【男子新体操】空前絶後のプレミアムイベント開催決定!~チャンピオン達によるオンライン座談会

5人とも「男子新体操日本一」経験者という豪華メンバーが揃う豪華すぎる座談会

インターハイをはじめほとんどの主要大会が中止となる中、男子新体操では、OBたちの活動が盛んになっている。

先日も取り上げた「男子新体操OBカップ」もすでに、5月24日から審査が始まっており、着々と演技動画の再生数も増えてきている。

これは、5月27日時点で高評価トップの盛岡市立高校の演技だが、よく見ると、かなりたくさんの練習動画を編集して1本の演技にしていることがわかる。

OBカップは、応募期間が全国的に緊急事態宣言が出されている最中だったので、新たに動画撮影することは禁止されており、過去の練習動画、大会動画などによる応募に限っていた。

そういう意味では、この盛岡市立高校の演技動画は、大会趣旨に非常によくマッチしている。

もちろん、演技も素晴らしい。ここ数年、独自性が際立ってきている盛岡市立高校らしいストーリー性のある味わい深い作品で、高評価が集まるのもわかる。

もっとも、他の有力校・小林秀峰高校(宮崎県)や青森山田高校(青森県)なども猛追しており、最終結果がどうなるかは予断を許さない。

なによりも、WEB上でこれだけの演技を見せられること、勝負にワクワクドキドキできること、に大きな可能性を感じさせてくれた。

まだ見たことがない方、ぜひ彼らの演技に触れてみてほしい。

「男子新体操OBカップ」に続いて、各チームが活動再開した後での開催に向けて動いているのが「全日本新体操オンライン演技会ONE」だ。こちらは、まだ日程などの詳細は発表されていないが、全国をオンラインで繋ぎ、かつリアルタイムに行う演技会だ。

現在は、こちらの実行委員長である祝陽平さんが、大会開催に向けて、公式YouTubeチャンネルを開設し、そこで男子新体操に関する様々な情報を発信。毎週末にはオンライン座談会などのイベントも行い、オンライン演技会ONEの開催に向けての盛り上げを図っている。

祝さんは、男子新体操の名門・青森山田高校の男子新体操部出身。高校3年時の2009年にはインターハイで団体優勝も成し遂げている。

高校卒業後は、ダンサー、パフォーマーとして活動し、パフォーマンス集団「白A」のメンバーとして海外進出も果たした。現在は、宮城県のプロバスケットチーム「仙台89ERS」の男子チアはっくるずのキャプテンも務めている。

一方で、男子新体操の指導、振付もこなすというマルチな活動ぶりだが、今までは、比較的男子新体操とは距離があった。

その祝さんが、今回の主要大会中止を受けて、唐突なほどしゃかりきに「オンライン演技会ONE」創設に動き始めたのには理由がある。

祝さんが高校3年生だった2009年は、新型インフルエンザの感染拡大のため、5月に予定されていた「全日本ユースチャンピオンシップ」が中止になった年だ。今年が2回目の中止になったこの大会は、高校生にとってはインターハイと並ぶ大きな目標となっている大会。とくに高校時代は団体中心に活動していた祝さんにとっては、初めて本気で個人競技に取り組み、挑戦しようとしていた大会だった。予選、決勝で4種目を行うこの大会のために、4種目の演技を練習することは、団体でも常に優勝を目指していた青森山田高校のキャプテンにとっては、相当ハードだったはずだ。

しかし、高い身体能力と抜群の表現力をもっていた祝さんは、この大会で自分の個人の力を試してみたかった。だから必死に頑張ってきたというが、大会中止によって戦うことなく夢は費えた。

その後のインターハイでの団体優勝によって、「新体操はやり切った」と思えたから、大学進学はせずエンターテインメントの世界に飛び込んだという祝さんだが、もしもあの時、ユースチャンピオンシップに出場していたら、その後の進路も違っていたかもしれない。

18歳での現役引退を、彼は決して悔やんではいない。

それからの10年、濃すぎるほどに濃い人生を歩んできているし、新体操だけやっていたのでは得られなかったものをたくさん手にしている。

その実績、経験があるから、今回の「オンライン演技会ONE」の開催に向けての動きもとれている。

だが、2009年のユースチャンピオンシップ中止のときに、高校3年生だった祝さんだからこそ、今年の高校生、とくに3年生の気持ちは「痛いほどわかる」。

だから、じっとしていられなかった。

だから、立ち上がったのだ。

オンライン演技会ONE公式チャンネルには、祝さんによる「表現力アップトレーニング」動画も公開されている。

男子新体操やダンスをやっている人にとっては、かなり有益なトレーニングであり、今、はっくるずのキャプテンとしてプロバスケの試合のハーフタイムで、会場を沸かせている祝さんの表現力の源を知ることができる動画だ。

こういった情報発信を続けていくことで、オンライン演技会ONEへの関心、注目を集めていきたいと考えている。

さらに、今週末で3回目になるオンライン座談会。

これが凄いことになっている。

5月30日(土)20時からの「オンライン座談会」は、男子新体操界のレジェンドたちが集結するのだ。

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MCを務める祝さんも、インターハイ優勝経験者だが、ゲストの4人がまた凄い。

●臼井優華(大垣共立銀行OKB体操クラブ/中京大学卒)⇒2017~2019社会人チャンピオン/2016全日本チャンピオン

●松田陽樹(BLUE TOKYO/青森大学卒)⇒2012全日本チャンピオン/男子新体操OBカップ主催メンバー

●大舌恭平(BLUE TOKYO/青森大学卒)⇒2010全日本学生チャンピオン

●春日克之(BLUE TOKYO/青森大学卒)⇒2008~2009全日本チャンピオン

なんとチャンピオンしかいない。

チャンピオンが渋滞!

これだけのメンバーがオンラインとはいえ一堂に会して語り合う機会はめったにない。

ほとんどの大会がなくなってしまった現役選手たちに発表の場を! というオンライン演技会ONEの趣旨に賛同し、応援したいという気持ちがあってこそだろう。

そして、その場をただ「できればいいね」誰かがやってくれることを期待するだけでなく、自分たちで動き、創り出そうとしているOBたちの熱意と行動力が彼らを動かしたとも言える。

5月30日(土)、チャンピオンたちは、何を語るのか? 

そして、男子新体操はこれからどう動いていくのか?

「オンライン演技会」にはどんな可能性があるのか?

注目していきたい。

※全日本新体操オンライン演技会ONE公式チャンネルはこちら。チャンピオンズ座談会もこちらから。