【新体操】武庫川女子が団体総合銅メダル獲得!~第30回ユニバーシアード

「ボール×5」「フープ&クラブ」ともに3位で団体総合3位となった武庫川女子(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

ユニバーシアード新体操競技1日目に行われた「ボール×5」も、ほぼ素晴らしい演技だった。

交換でも目立ったミスもなく、武庫川女子の持ち味であるステップも、アピール満点に決まっていた。

「これはかなりいい!」と思わせる演技だったが、最後の最後で、わずかにボールをこぼし、その処理にも手間どった。

得点20.750。

この種目だけは3位あたる得点は出たが、4位の台湾との点差はわずか。

キス&クライでは、ほとんど笑顔が見られなかった。

しかし、惜しいミスはあったものの、出場しているチームの中のトップ2「ロシア」「ウクライナ」とは、たしかに差は感じるものの、他のチームには、「普通にやれば負けない」と思えるくらいの差はある、武庫川女子の「ボール×5」は、そう感じさせる演技だった。

1日目のミスを引きずりさえしなければ・・・と思っていたが、2日目の武庫川女子は、見事に切り替えてみせた。

「フープ&クラブ」では、アグレッシブながら安定感抜群の演技を見せ、キス&クライでも笑顔が弾けた。

納得のいく演技ができた、のだろう。

日本が最終演技だったため、得点が出た瞬間に順位が決まる。

そして。

表示された得点は、21.450。

そこまで3位につけていた台湾を逆転し、団体総合での銅メダルが決まった。

台湾は、1日目の「ボール×5」でも4位につけており、実質、銅メダル争いは、日本と台湾の一騎打ちになっていたが、両チームの演技にはD得点(構成点)には大きな差はなかった。その拮抗した勝負で、武庫川女子がE得点(実施点)が台湾を上回り、銅メダルを獲得した。

初めてのユニバーシアード出場、さらに1日目でのミスと、相当な重圧の中での「フープ&クラブ」で、力を出し切れた。そのメンタルの強さは、おそらく国内での厳しい勝負を勝ち抜いたという自信に裏付けられていたのではないか。

この結果、3日目に行われる種目別決勝には、2種目とも進出が決まった。

すでにメダルは獲っている。

あとは、もう思い切りいくだけ、だ!