強い! フェアリージャパンPOLA、総合銀メダル獲得!~W杯ブルガリア大会

シーズン初戦で艶やかな演技を見せたフェアリージャパンPOLA

3月31日深夜(日本時間)、ブルガリアのソフィアで行われた新体操W杯ブルガリア大会の団体総合2日目。

ボール+ロープに出場した日本代表のフェアリージャパンPOLAは、ボーカル入りの軽快でキュートな曲にのって、軽やか華やかに演技をし、目立ったミスもなく、安定感を見せつけた。

なによりも、かつては「若い、かわいい」印象だったこのチームが、健康的なセクシーさをも身につけてきたことに驚いた。

考えてみれば、今回のメンバーでは最年少の鈴木歩佳もこの春は、高校卒業。

松原梨恵、杉本早裕吏は、大学も卒業している。

さまざまな意味で、フェアリージャパンPOLAは、以前よりもずっと「大人」になっていたのだ。

それにしても、昨年もフェアリージャパンPOLAのボール+ロープは、ボーカル入りのチャーミングな演技だった。

大会によっては、会場も大盛り上がりで曲が聞こえないほどの手拍子がおきたりもした。

今年の作品も、その雰囲気を引き継いでいるが、この路線、このチームの良さを存分に引き出してくれている。

海外の選手に比べると、どうしても幼く見られがちな日本人だが、だからこそ、セクシーな振りや表現でも、健康的でチャーミングに見えるのだ。これが、彼女たちならではの個性になっている。

今回のボール+ロープの得点は、D11.700+E7.500=19.200。

D得点は、フープには及ばなかったが、E得点は少し上がっている。

この種目だけの順位では、ブルガリア、イタリアに次いで3位だが、2種目ともを高いレベルでまとめたため、総合順位では2位となり、シーズン初戦から幸先のいい銀メダル獲得となった。

3月13日、立川市でのエキシビション演技
3月13日、立川市でのエキシビション演技

もちろん、すべてのチームがノーミスで演技したわけではない。

ミスが出て下位に沈んだ強豪国もあれば、演技の完成度が上がりきれていない国もある。

フェアリージャパンPOLAも、今年の作品内容を考えれば、少し狂いが出てくれば大きなミスにもつながりかねない。

まだまだ、楽観はできない。

そんなに甘い世界ではないことは百も承知だ。

ただ、それでも、これが「よいスタート」であることは間違いないし、今季のフェアリージャパンPOLA、おおいに期待できそうだ、とは言ってかまわないと思う。

次の試合は、4月13~15日に行われるW杯イタリア大会になる。

このままの勢いで、頑張れ! フェアリージャパンPOLA!

<写真提供:清水綾子>※3月13日アリーナ立川立飛にて撮影。