2017新体操世界選手権まで3か月!~新体操日本チームの強化、加速!

2017年になってから高校選抜、代表決定戦、ユース優勝と絶好調の柴山瑠莉子

リオ五輪のトップ選手たちが軒並み引退し、トップ争いが混沌としている新体操界だが、これから2020年東京五輪までを占う今年の世界選手権が、8月29日から9月3日、ペサロ(イタリア)にて行われる。

日本からも団体、個人とも選手を派遣予定だが、世界選手権までのこれから3か月間、強化のための大会派遣スケジュールが、5月26日に行われた日本体操協会常務理事会にて報告、承認された。

もっとも近いのは、6月2~4日に開催されるW杯スペイン大会で、こちらにはフェアリージャパンPOLAと、特別強化選手の皆川夏穂(イオン/国士舘大学)、喜田純鈴(高松中央高校/エンジェルRGカガワ日中)がエントリーされている。

喜田純鈴(高2)
喜田純鈴(高2)

次に控えるのは、6月24~27日にカザフスタンで行われる第9回アジア新体操選手権大会で、こちらも団体にはフェアリージャパンPOLA、個人は皆川、喜田に加え、4月23日に行われた代表決定戦で1位となった柴山瑠莉子(イオン/クラーク国際記念高校)が出場する。

さらに、今年は7~8月に行われるチャレンジ杯にも、日本選手を派遣し、世界選手権に向けてより多くの経験を積ませるようだ。

現在、発表されているところによると、

●チャレンジ杯ドイツ大会(7/7~7/9)

喜田純鈴、柴山瑠莉子

柴山瑠莉子(高2)
柴山瑠莉子(高2)

●ワールドゲームズ(7/21~7/22)

皆川夏穂

皆川夏穂(大2)
皆川夏穂(大2)

●チャレンジ杯ベラルーシ大会(8/4~8/6)

フェアリージャパンPOLA、喜田純鈴、大岩千未来(あずさ第一高校/イオン)

大岩千未来(高1)
大岩千未来(高1)

●チャレンジ杯ロシア大会(8/11~8/13)

フェアリージャパンPOLA、皆川夏穂、喜田純鈴

フェアリージャパンPOLA(高校生~社会人が所属)
フェアリージャパンPOLA(高校生~社会人が所属)

となっている。世界選手権代表に内定している特別強化選手の3人(皆川・早川さくら・喜田)以外にも柴山、大岩らの若い選手にも海外の経験を積ませるとともに、世界に向けて日本の次世代選手たちをアピールしていこうという意図が感じられる。

また、8月27~29日に台湾で行われるユニバーシアードには、代表決定戦2,3位の立澤孝菜(イオン/国士舘大学)と

立澤孝菜(大1)
立澤孝菜(大1)

河崎羽珠愛(イオン/早稲田大学)が出場。

河崎羽珠愛(大2)
河崎羽珠愛(大2)

すでに世界選手権出場経験のある河崎、ユースオリンピック日本代表だった立澤らも、ここでしっかり結果を残したいところだ。2020年の東京五輪に向けて、現在の高校生、大学生は切磋琢磨していく環境になりつつある。選ばれた一部の選手だけに過剰な期待と負担がかかるのではなく、代表の座を競争しながら勝ち取るという形に、ついに日本もなっていきそうな萌芽は感じられる。

世界の舞台を経験して、これらの選手がどう成長していくのか。期待をもって見守りたい。

<写真提供:清水綾子/松田 優/末永裕樹>