スヌーズレンとは、オランダで生まれた造語です。

オランダ語でスヌッフレンは、クンクンと嗅ぎ回ること。

ドゥースレンは、ウトウトとくつろぐこと。

二つの言葉を合成したのが、スヌーズレンということになります。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚などへの

感覚刺激にあふれた空間によって、人々を心理的に活性化させ、

心地良さを与えることを目指します。

こうした過程を通して、様々な異なった人々が

うまく関わっていける「場づくり」が

スヌーズレンの精神とのことです。

いってみれば、スヌーズレン空間とは

美術展のインスタレーションが

もっと無秩序になって、まわりにあふれている感じ。

カラオケなども、インテリアに工夫すれば

スヌーズレンに近くなるのかも知れません。

プロジェクターやディスプレイの価格も安くなったので

どこでもスヌーズレン空間にすることができますね。

自分の行きつけのスポーツバーやスナックが

スヌーズレンに近いと思われる方もいるでしょう。

店内中の画面に、ごひいきチームの映像が流れて

来ているお客たちは、五感開放中!

ストレスも一気に発散していきますね。

スヌーズレンは、過剰に刺激を送り込むわけですが

逆に意図的に刺激を減らす空間もありますね。

例えば、茶室は、静謐な空間にすることで

私たちの感覚が微細なものにも反応するようにします。

吹き抜ける風の音、湯の沸く音、茶器の手触り、

お茶や炭の香りを感じながら

お菓子を味わい、お茶を楽しむことができます。

感覚刺激を増やすか減らすか。

意識してコントロールすることが大切なのでしょう。

オフィスの会議室や休憩室においても

スヌーズレンや茶室の発想は役立つと思われます。