「コキティッシュ・マダム」をどう取り込むか。

最近、電車の中で出会いませんか、

やたらオシャレなご年配の女性に。

還暦どころかアラウンド古希という感じ。

彼女たちをコケティッシュならぬ

コキティッシュ・マダムと呼んでおります。

元気なファッション誌が登場した1970年代、

彼女たちはオシャレ盛りの年頃で

仕事の帰りにお店をのぞいては

「えいやっ」と高い服を買っていたのです。

その後、家庭や子育てに多忙でありましたが

いまや、時間とお金のある日々を送っています。

年金暮らしですから、しょっちゅうという

わけにはいきませんが

気に入った洋服があれば

「えいやっ」と買ってしまうのです。

「いま買わなくて、いつ買う」と

人生の残り時間を意識しての消費です。

コキティッシュ・マダムたちは

シックなコーディネートといった

通常の観念にはとらわれていません。

自分に気合いを入れてくれる

ど派手カラーや大胆なデザインを

望んでいるのです。

一方では、からだの不調を整えるための

健康志向も強いのですが

他方では、活を入れてくれるものを

求めているのがコキティッシュ・マダム。

目立たず大人しい若年層とは

少し異なる彼女たちの

消費スタイルをしっかりとつかまえましょう。