コンセプトチャートの「3段階式」開発法。

コンセプトチャートの「3段階式」開発法。

コンセプトとは、考え方をギュッと

凝縮したものをいいます。

それを一目で分かる図にすれば

コンセプトチャートとなります。

ここらあたりは、いまや大学生も知っていますね。

問題は、その作り方です。

すばやく作り上げる人は、どこが違うのでしょう。

ここでは、3段階で

開発する方法を述べておきます。

第1段階は、「要素出し」です。

コンセプトチャートを作ろうと思う課題について、

関係する要素をすべて書き出してみましょう。

第2段階は、「対立項探し」です。

要素ごとに、まとめられるものを見ていきます。

すると、塊同士で、対立する場合が

あることに気づくはずです。

現状を分析することが目的の場合は、

そうした対立項の塊を図示していけばいいわけです。

企画案を作るときは、

いま、対立項のいずれの塊が重要であるかを

見極めたうえで、浮き立たせるべき塊を選び出します。

その際、塊に魅力的な「名札」をつけましょう。

第3段階は、「可視化作業」になります。

現状分析のチャートであるならば、

「5つのvs.」といった感じで対立する

ものを図示していきます。

あるいは、2つの軸を作って、対立する塊を

4つの象限にあてはめていきます。

そうすれば、分かりやすいポジショニングマップが

見えてくるはずです。

企画案としてのコンセプトチャートであれば、

3角形、5角形などの図形を描いて、

その頂点に要素の塊を位置づけられるように

発想していきます。

出来上がったら、全体を表現するフレーズを

その図形につけましょう。

そのフレーズの良否が説得力につながります。

良いフレーズができると、それに合わせて

要素の塊につけた個別の「名札」を

修正したくなるかも知れません。

その場合は、大胆に変えること。

この3段階は、慣れると

電車の中でも、10分ほどで

できると思います。

「昨日の会議で出たことを

コンセプトチャートにまとめてみました」

こういえば、まわりの出席者は

注目してそのチャートを見てくれるでしょう。

もちろん、それは「たたき台」。

みんなで修正されるでしょう。

でも、会議はぐんと前に進行します。