英国「ザ・サン」スーパーにマスクのリサイクルボックス設置:捨てられるマスクで環境破壊や動物の死を懸念
プラスチックの椅子や家具などにリサイクル
英国の新聞社で最大級のタブロイド紙の「ザ・サン」によると英国では1日5300万枚のマスクが捨てられている。そして捨てられたマスクが海洋汚染や環境悪化を引き起こしたり、マスクで呼吸困難になってしまったり、マスクを誤って食べてしまったりして野生動物が死しんでしまっているとのこと。
そこで、「ザ・サン」では、英国のスーパーマーケットチェーンのモリソンズの492店舗にマスク回収ボックスを設置して、マスクを回収してリサイクルする取組を行っている。
回収されたマスクはプラスチックの椅子や家具、ショッピングバッグなどリサイクルされるそうだ。「ザ・サン」の取組みに賛同したキャスターや著名人もマスク回収とリサイクルを呼びかけている。
「ザ・サン」では以前から環境問題に取り組んでおり、「グリーン・チーム・キャンペーン」という環境問題の対策やアピールを行っており、今回のマスクの回収とリサイクルもその一環で、環境問題への取組みの様子はブログでも毎日更新されている。
▼「ザ・サン」のツイッターで大量に放棄されるマスクの環境被害とマスクのリサイクル呼びかけている
▼スーパーに設置されたマスクのリサイクルボックス
▼司会者のジェレミー・クラークソン氏が捨てられたマスクによる豚への影響を説明。