ツイッター、アメリカ大統領選挙結果の誤情報拡散回避のために対策強化

(写真:ロイター/アフロ)

 日本でも「#トランプ大統領勝利」というハッシュタグがツイッターのトレンド入りしていたが、アメリカでもそれぞれの大統領候補の支持者が自分の応援する候補に優位な情報や応援コメントを拡散している。中には誤情報やフェイクニュースも多く飛び交っている。

 そんな中、ツイッター社は2020年11月3日に控えたアメリカ大統領選挙を前に、フェイクニュースや誤情報の拡散による混乱を回避するための対策を強化している。ツイッターでは正式な選挙結果が発表されるまでは不正確な情報や投票結果の投稿には「不正確な情報」というラベルを付与して非表示にする。さらに不正確な情報をリツイートしようとしたら警告を発出して、正しい情報へのリンクを表示する。正しい情報というのは州の公式発表または、ABC、AP、CBSNews、CNN、Decision Desk HQ、Fox News、NBC Newsの全国規模のメディアの2つ以上が判定を発表した場合とするとのこと。

 ツイッターでは10月末にアメリカでのツイッター利用者全員のトップに大統領選挙に関する注意喚起を表示することを発表。「今回の大統領選挙は、郵便投票を選択する人が多いため、いつもよりも開票結果が遅れる可能性があるために、注意喚起を表示します。クリックすると大統領選挙の正しい情報にアクセスできます」というコメントを表示。今回のアメリカ大統領選挙では新型コロナウィルスの影響で9000万人以上が郵便投票を行っている歴史上稀に見る大統領選挙になっている。

 ツイッターは全世界で約3億人以上が利用しており、そのうち1億5000万人がアメリカ人だ。アメリカでは若者にはインスタグラムが人気で、大人にはFacebookが人気があり、ツイッターはそれらのSNSに比べると利用頻度は落ちる。だが、トランプ大統領自身がツイッターで多くの情報を発信しており、それを追うように他の政治家やメディアも政治関連のニュースをツイートするので、選挙や政治関連の情報、政治家への要望やコメントはツイッターでの投稿と拡散が他のSNSに比べると非常に多い。

▼ツイッターが発表した大統領選挙対策

▼ツイッターが大統領選挙1週間前に発表した注意喚起のツイート