日本でも「歩きスマホ」によるトラブルや事故が社会問題になっているが「歩きスマホ」は世界中でも同じだ。スマホが普及してスマホの世界が気になって仕方ないから「歩きスマホ」は世界的にも一向に減少することはない。

　イギリスのノッティンガムシャーで「歩きスマホ」をしていた男性が水路に気がつかずに、水路に転落するという事故が録画されており、地元メディアで報じられた。水路の上には秋なので、落葉が大量に敷き詰められていたから、男性は水路ではなく落葉に覆われた道路だと思ったのかもしれない。水路に転落した後に、2人の通行人に救助される様子も映っており、大きな怪我もなかったようだ。

「もっと深刻なことにもなりかねないので、気をつけて欲しい」

　イギリスの水路を管理しているCanal & River Trustのスポークスマンは「特にクリスマス時期はスマホに夢中になりやすいので、注意をしてほしい。『歩きスマホ』の危険性を再認識してほしい。今回の転落事故では男性は救われたのでハッピーエンドの笑い話で済んだかもしれないが、もっと深刻なことにもなりかねないので、気をつけて欲しい」と注意喚起のコメントをしている。